ぼくと云う人間は、本当に腹立たしい奴だ。一昨日、財布を忘れて自他共に迷惑をかけた。忘れない様に確認しろなんて、滅茶苦茶言われ過ぎたのに…。
母が、迎えに来た母と帰りの電車にて、今迄とは掌を帰した様な一言…。
其れが出来たら苦労しないのに…。ぼくは心を救われた。代弁してくれたのだ。一般的な健常者とは、ぼくが異なる人間。10年も付き合って来たこそ。
今日なんて、一昨日の事を引き摺り、仕事が手に着かなかった。敢え無く早退を申し出た。自分を控え過ぎた反動が、今迄も墓穴を掘っていた惨めなぼく。
様々なプレッシャーが自分を苦しめた。無知がぼくを妨げる。もう嫌だよ…。
其れだったら、一歩踏み出してやりたいよ。擦れ違いは懲り懲り、沢山だ!!!
やるせなくて腹立たしくなって来た。此のぼく自信が本当に情けない。
作業所についてからも、脳味噌が外側・内側同時に締め付けられる感じは、冗談抜きに苦しくて…、どうにかなりそうだった。当たり前乍らに頓服も飲んだ。
ぼくと云う障害者も未だ10才だから、伸び代・対策を考えて今後を生きよう。