加害者心理とグレイゾーン | 取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

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日々感じた事や、兎に角伝えるべきセリフを文字にして発信。皆を傷つける事は極力避けながら、周囲と幅広く関わりを持って行こうと望むぼくの記録。イマジネイション有り余る限り性を出します!

ぼくは最近、犯罪へのグレイゾーンを感じる様になってしまった。


勿論、その事件に関わっていない事もあるのだが、以前のぼくだと…、上ッ面だけで彼奴なんか悪者同然だ、罰でも下っちまえ!! そうばかり思っていた。


そんなぼくが、加害者心理に興味を持ってから、グレイゾーンを解る様になって来た。心の闇が曝け出され、一概に加害者だけを攻められなくなったからだ。


例えば、数日前視聴の愛着障害。原因を深く知る程、加害者へも同情の念が強まって来た。親からの虐待、其れが脳に致命的なダメージを喰らわせ、遣っちゃ駄目の理性が損なわれる。事件の加害者は完全に親を憎んでいた。自分の事を棚に上げ、アンタが自分を苦しめた所為で、悲劇が起こったとの綴り。


傍から、何も反省していないなと呆れ返ってしまうのだが、非当事者サイドであるぼく達も、考えさせられる要素を感じた。酷い目に遭って来たんだな…と。


先ずは当事者の気持ちに浸ろう。一概に責めるだけでは悲劇を繰り返す。正に莫迦の1つ覚え同然。その為に絶えず頑張る心理士さん達は、実に偉い。只此の子達を救いたさから、日々向き合い、更生すべく骨折る姿勢に感服…。


もう、他人事じゃいられない。日本が、此の国が、犯罪大国になると実に悲劇。

其の為にぼくたちは何が出来るの? 未然防止に奔走する人々。怖がるよりも1歩踏み出し、明日を気持ち良く過ごせる為に苦労している人がいる。だから…


ぼくは、ぼくなりに救う手立てを考えたい。此の地球に暮らす民として。