摂食障害、痩せたら治ると思ってた。心と身体、どちらから治せばいい? | 世界一簡単で優しいダイエットの方法♡

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*17歳~摂食障害→28歳頃回復
*回復後も残っていた“生きづらさ”も随分楽に。
*生きづらさの原因になってる自分の思い込みを知り、変えて行く事で世界が優しくなる。ダイエットも人間関係も昔より楽しく簡単になりました*









摂食障害って、
どうやったら治ると思いますか??





  




新緑に癒される最近*

だが今日は雨。けれど、それも良し!✨

雨には雨の心地よさがある^ ^

何にでもそれぞれ必ず良さがある^ ^









昨日も書きましたが、

私はある程度、

太るの怖い<例え太っても治したい

と言う風に自分の心が変化してきた頃に本格的に嘔吐から卒業出来ました。
嘔吐は些細な事をきっかけにスパッと辞めたのですが(過去ブログに書いてます)、最初の頃はまだ嘔吐辞めた分は食事をコントロールしようとしてたし実際食べた分ランニングしたりしてました。嘔吐は辞めると決めたけど太るを許すはなかなか出来てなかった。その後反動で過食が止まらず太り出した頃にやっと自分の中の太る事への恐怖と向き合い、怖くても進むと決めました。その頃が本格的に嘔吐から卒業できたタイミングだなと思っています。









けれどその前は、、
この頃はまだ嘔吐をやめて1年もたっておらず、過食が少しずつ落ち着いて来ていた時でした。
過去最高に太ってしまっていた時期でもあります。
この頃の記事は、太って辛い中から色んな幸せや新しい景色が見えて来ていた日々の事を書いてます。
もしかしたらどなたかのヒントになるかもです。





こちらの記事の中にも書いてるんですが、

「痩せたら嘔吐もやめれるし治るって思ってた」

そんな風に思っている時期もありました。



けれど実際は全然違った。













摂食障害って、、

•辛かった事、心の傷が知らない間に大きな思い込みを作った。
「私には価値がない」
「唯一痩せる事で価値ある自分になれる」
摂食障害の根本の原因

•強迫観念に駆られるようにダイエットにのめり込む(拒食、過食、嘔吐、運動強迫、下剤乱用、等、、)=摂食障害の目に見える症状

•症状により身体が飢餓に似た状態になり、満腹中枢の麻痺や代謝の低下等が起こり出す。
※見た目に痩せすぎでなくても、例えば見た目がぽっちゃりしてたとしても起こってます。

•満腹中枢の麻痺で食欲がコントロールできない。代謝が低下し少し食べても太りやすくなる。
→更に激しいダイエットや帳消し行動をしないといけないようになる。
→自分がおかしい事をしている自覚や罪悪感で更に自己否定が強くなり痩せること(価値を埋める行動)にしがみつく。




↑↑摂食障害ではこう言うループが起こってるのですが、


これが起こっている中で
痩せれば嘔吐を辞めれるし治る!
ってめちゃくちゃ的外れだったんです。




ただでさえ身体が正常に働いていない
(例え見た目が健康的でも健康と言える状態じゃない)。

そんな中でハードなダイエットを成功させるって無理難題、出来なくて当たり前なんです。
私も今でこそハッキリそう思うし言えますが、、出来なくて普通。しなくていいです🥲



過食はおかしな食生活(私の場合は嘔吐での帳消し行動だった)で出来上がった満腹中枢の麻痺や栄養失調から来ている。


ならばまずは嘔吐をやめ、身体を正常に戻していく。



先程書いた赤字の部分を見てもらったら、まず取り組むのはそこだと分かる。

「痩せる待ち」は的外れだと分かる。





そして同時に、
自分自身への無価値感を癒していく。


↑摂食障害を引き起こした根本な部分。
ここにもアプローチしていく。


これがキーポイントでした。




※この2つ(根本の解決と、目に見える正直の改善で身体の健康を取り戻す)が本当に大事だなと思います。


そしてどちらかだけにアプローチしていてもなかなか前に進みにくいなとも思っています。





とにかく力ずくで目に見える症状だけを無理に辞めてみる、
と言うのも心が着いてこないと辛い。
場合によっては余計に辛くなり結果的に症状が強くなってしまう場合もあると思う。
前回の記事もそう言う想いを込めて書きました。



とは言え、心が完全に癒えるまでずっと考え続けて待っているのでは症状をなくすのにもかなり長い時間がかかると思う。


だから、前回書いた、
「体重計を手放すと言う方法論だけを取り入れても苦しくなるかも」
と言うのも、

自分と向き合って、何故太る事が怖いのか問うて、
答え出してスッキリしてからじゃないと何しても意味ないよ!

と言いたい訳ではないんです。


やってみていいんです。
前回の記事が「今のままやっても意味ないよ!」と伝わったら嫌だなと思って今日の記事を書いてます。
伝えるの難しいけど、できるだけ頑張って伝えます。






むしろ、それが何か前に進むキッカケになる可能性が1%でもあるならやって見て欲しい。



けど、ただ「体重測るのやめたら治せる」
と思ってやるのでは苦しくなるだけの可能性が高いなと思う。


多分これは、過去の私が思っていた
「痩せれば治る」と言う勘違いと少し似てる。



だから、やってみて欲しいけど

やってみながらも自分の気持ちをしっかり聞いてあげる。

怖いなら怖いに寄り添う。

それでも大丈夫だよって自分に言ってあげる。

どうしてもそれが無理な時は何か頼れる物や人に頼る。



方法論を試すだけでは気持ちが置き去りになりやすい。



だから心と身体(実行)を同時にするのが大事だと思うんです。







根本の解決(心)も症状が改善する行動(帳消し行動等を辞めて身体を正常に戻す)も、
少しずつでもいいのでどちらも同時にしていってみる。




どちらも同時並行することで、


心の変化⇄身体の変化
この2つが良い反応や良いループを作れるようになってくる。
心がラクに→太る恐怖が薄れる程、身体を健康に戻しやすくなる→身体が健康だと頭もしっかり働く&回るようになる→更に心も整ってくる→みたいな良いループが少しずつ起こります!






これら全て、実際に自分が経験して気づく事が必ずある。
ただ聞いたり考えでるだけでなく、実際の経験が何より自分の糧と確信、自信になる。





私も実際太った時期があったからこそ、
太ってしまった事はめちゃくちゃ嫌だったけど、
ずっと恐れてた

•太ったら嫌われる、見放される
•太ってしまうとできない事ばかりになる

みたいなことが幻だったと気がつく事ができました。
そして同時に身体が正常に戻り過食も落ち着いた。




私が太ろうと、いつも変わらず側にいてくれる人はたくさんいた。


中には傷つく言葉を言う人もいたけど
(太ったね!としつこく言ってくる人とか)、
そう言う人とは距離を取れば良いと言う事も学べた。
そして、嫌なら離れれば良いと思う反面、その人が私を傷つけようとしてたのではない事もわかるようになった(その人はただそう言うコミュニケーションの取り方をする人だった。誰にでもそう言うこと言う人。迷惑だけど、ただそんな人だった。笑)。

太ったら水着が着れない、好きな海に行けないと思っていたけど、体重が何キロだろうが海にはいけるし、
オシャレもその時の体型に合わせて楽しめばいいとわかった。


色んな事を経験しながら、
体型と価値は関係ないと知ることが出来た。




痩せたら治ると思っていた摂食障害は、
結局太りながら治す事ができた。










これを書いてしまうと、

今とにかく太りたくない!と思って辛い人を余計辛い気持ちにさせてしまうかも知れないと思ったのですが💦




けれど、太ったら起こると思っている事や失うと思っているものはほとんどが幻であると断言できます。


けれど、そうは言われても今は怖い。

それも分かります。
そしてそれで良い。


それでも少しずつでも、

何で私はそんなに太るのが怖いんだろう??

丁寧に何度でも聞いてあげてください。

一度で答えが出なくてもいい。

時間がかかっていい。

何度でも聞いてあげてください。



•人から聞いたり情報探して学んで見ること。
•それを元に実行してみる事。
•そしていつも自分の気持ちを見つめて置いてけぼりにしないこと。




そんな繰り返しの中で

私の価値は体型とは一切関係なかったと気づくことができた。

そうして少しずつ食事やダイエットに振り回される事がなくなった。





そして、太っててもこのまま楽しく生きてやる!
って覚悟したら不思議な事に自然と痩せていきました。




信じられなくても、けど確かにそんな人間もここにいるんだなーと、
それだけでも今は知っておいて下さい。

それがいつの間にか、気づかないうちに大きな一歩になります☺️










連日かなりの長文ですが、

読んでいただきありがとうございました🙇‍♀️