つくり手のブログ -78ページ目

魔法の言葉

台風12号・台風15号・獣害(シカ・イノシシ)が

田んぼを全滅に近い状態に・・・・。

60aの面積。

子供が入院したりと少し収穫も遅れ気味ではあったんですが、

子供が病気になるのも自然。

自然に、勝とうとは思いません、共存を考えているんですが、

そんなに甘くはないです。

農業は、あきらめが肝心なんですが、やはり、悔しいです。

『農業の来年』

悔やんでも、取り戻せないので、来年頑張ろうと言う言葉。

この言葉で、すべてを前向きに考えられます。

『魔法の言葉』

農業って。


私は、2000年から農業を始めました。

今年でお米の収穫は、12回目。

12年もこの業界にいますが、周りの環境はあまり変わっていません。

いや、新規に農業を始めようとする人間は減ったように感じます。

定年退職組は、増えました。
農業法人に就職する人間も増えました。

これは、国の政策で、農業法人には、給料その他の面で助成金が出る
制度があり、その期間だけ雇用する法人があるからです。

定年組は年金をもらいながらなので経営には全くなっていません。

先日、行政の人間と戸別補償制度の事が話題になり、この制度は、
産業(農業)政策ではなく、社会保障費でしょうと言うと、笑っていました。
貰っている人間の65%が65歳以上、こんな事にお金を使うのだったら
若者が農業を出来る環境を整備する為に使わないと駄目なんですが、
年寄りは、政治力を使う事が巧いのです。

滋賀県で、私以降に同じ様な環境の人間が穀物農家になったと聞いた事が
ありません。
すべてを把握している訳ではないですが、それだけ、農業を始める人間には、
厳しい状況があります。
制度だけの問題ではなく、田んぼを貸す側にも問題があり、農地を貸すという
より、資産を貸すと言う感覚なので、未だに私も、作付けする田んぼが増えな
いのが現状です。

いろいろな方が農業に興味を持って、私の様なものの話を聞きたいと、大地堂
まで足を運ばれる方もおられます。
若い方から定年を迎えられた方と様々ですが、殆どの方が、始める事が出来な
いのが現実で、何事も直ぐに出来る訳ではなく、いくつもの壁を乗り越えなが
ら進んで行かないと本当にやりたい事は出来ないのですが、個人の力では、
なかなか越えられない壁が存在するのもたしかで、私自身も日々、あの手この
手と考えながらの毎日です。

もっともっと新しい可能性を・・・。

この先、チャレンジ出来る収穫回数は限られているので!!!。

パワーの源


先日、ほんわかテレビを見て、とりあえず行ってみようと
足を運んでいただいた、ご夫婦と少しでしたがお話をしました。

本当に不便な場所にあるんです。

『大地堂』

さらに、わかりにくく、よく迷われます。

お米の注文が入ったので、大地堂に届けた時にお会いしました。

丁度、石窯をご覧になられていて、店長とおしゃべり、パンを
見る前に、見学をされていたようです(笑)。

私とも少しおしゃべり、麦の事、農業の事、美穂さんの陶芸と
ご興味は尽きないようです。
自分達は、当たり前の事に思えても、その事で、楽しんでくれる方が
いると、本当に嬉しくて、力になります。

麦が田んぼで育っている時は、麦畑に案内したりしていますので、
麦畑をご覧になりたい方はお気軽に、ご連絡下さい。