つくり手のブログ -64ページ目

イノシシ解体

年末に捕まえたイノシシ。

一頭目より幾分、手際が良くなり、暴れされる事無く、
仕留める事ができました。

脂がのっているので、慎重に皮を剥いで行きます。

こんな偶然があるのかと、以前シカの解体をブログに
アップしたのも1月6日。


この後には、解体の画像を載せております。

ありのままをみてもらう為に載せておりますが、画像に耐えられない方も
おられると思います。そのような方は、ご遠慮下さい。





















































       本当に大丈夫ですか?








































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去年、何度か見かけた親子連れの一頭。

去年の4月に捕まえたのは、一歳まじかの雌。

このイノシシは、そこから更に、9ヶ月集落の野山を
駆け巡り、タケノコ、米、ドングリ・・・と食べて来たのでしょう。

鉄柵を作っていたのですが、去年の収穫には間に合わないの
が分かっていたので、自己防衛をしていたのですが、多くの
田んぼに入られ、被害を受けました。

だから、村の人は大喜び!!!







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すでに、追い込んだ画像ですが、先ずは、檻の半分、
また、半分と少しずつイノシシの動きを封じ込めて行きます。

身動きがとれなくなった時点で、とどめをさします。

この時は、すべての物に感謝をし、イノシシに感謝します。







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内蔵を出した状態です。

内蔵は、食べた事がないので、今回は、心臓と肝臓をとり、
冷凍しました。

切断面に見える白い所は、脂です。

自宅に持ち帰り、綺麗に洗い、イノシシの後ろ足にワイヤーを
かけ、フォークリフトで2日吊るします。







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2日間吊るしておくと、外気温が低いので脂がかたまり、剥ぎ易く
なります。

人によっては、水に漬ける方もいるようです。

私は、後ろ足からナイフを入れて行きます。
本当は、いろいろやり方があるのでしょうが、聞く相手がいないので
周りのやり方を真似ながら、自己流を磨きます。

猟師とシェフは捌き方が違うので、いろいろと勉強をしていかないと
シェフには使っていただけないですね。







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少しでも、身にあぶらが残る様に慎重に皮を剥いでいきます。

去年の4月に捕まえたイノシシは、殆ど、あぶらが無かったので
むきやすかったですが、その分、身はパサ付きます。







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パレットの上には、事務デスクの上にひくシートを敷いています。

直ぐ横に、村の道があるので、人の声がすると作業をやめて、
こちらを見ない様に警告します。

でも、半分ぐらいの方は、怖いもの見たさで見て行かれますが。







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私の二人の子供です。

娘と息子。

いろんな事を質問して来ます。

ひとつひとつ子供達に分かる様に説明します。
理解しているかは、疑問ですが、何かを感じて
くれれば、今は、それだけで十分です。

そして、二人ともちゃんとカレーにしても、焼き肉にしても
食べてくれます。

って言うか、子供は美味しい物を良く知っています。

人間が付けたあぶらではないので、あぶら臭くなく、サッパリ。

美穂さん曰く、食べた後、身体がポカポカするそうです。







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ここまでくればもう少し。

約2時間ほどかかっています。

段々と切れ味が悪くなってくるので途中で一度、
ナイフを研いでいます。

この時点で、頭は、落としてあります。







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小屋に吊るして、身を柔らかくします。

このままでは、ゴミやほこり、カラスに突かれるので、
ビニールシートで保護しながら熟成させます。

あぶらの衣を着ています。







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この頭も、後日、皮を剥き、あぶらののった身がとれました。
舌も食べた事が無いので、別に保存。



友達やお客さんと一緒に食卓を囲む時に、このイノシシが
一品を飾ってくれるでしょう。


先ずは、家族で・・・。


山の神に感謝!!



最後まで見ていただいてありがとうございました。


ありがとうございました。


今年1年、沢山の方に力をいただきました。
ありがとうございました。

来年は、いろいろと大地堂は、あると思いますが、それも含めて、
大地堂ですのでよろしくお願いいたします。

三人のつくり手、それぞれ来年も目一杯走ります。

ただ、まとまりが無いのがこの三人、バラッバラッに走ると思いますが、
温かい目で眺めていて下さい(笑)

皆様、良いお年をお迎え下さい。

いのち


今日、イノシシのいのちをいただきました。

慣れる事はないです。

目の前で、自分の手で、命を終わらせる訳ですから。

よく周りから解体を、よくするなと言われます。

じゃあ、周りの様に、命だけ奪って山に捨てておくのかと?
最後まで責任をとらないのかと。

でも、これは、特別な事ではなくて、日常的にいただいている
食べ物は、すべていのちをいただいている事なのです。

山の神の恵み(米、麦、イノシシ)に感謝し、1月3日まで、
山の神には休んでいただきます。