アンジェリーナ・ジョリーさんが監督した
伝記の映画

FIRST THEY KILLED MY FATHER
「最初に父が殺された」を観ました




クメール・ルージュ(ポルポト政権)支配下のカンボジアで過酷な少女時代を送ったルオン・ウンさんの回想録「最初に父が殺された 飢餓と虐殺の恐怖を越えて」を映画化した映画です


具体的な歴史的背景の説明もなく、ただ
7歳の少女の視点からみた世界で、静かに淡々と描かれている映画で、それがまた哀しすぎる



救いようもない程の悲しみが溢れる中で
最後の最後に、少しだけ笑顔になれたけれど…


ポルポト政権、クメール・ルージュに関しては、
テレビやニュースを通じて、知ってはいたけれども、カンボジア国民全体の1/3の200万人が命を落としたほど悲惨な状況だったということを、正直映画を観るまで認識していなかった…

しかも、この主人公のリオン・ウンさんが、当時7歳だったころの回想映画なのですが、現在彼女は、48歳。私と2歳しか違わない、同世代を生きている女性なんです!!!

同世代の方か経験した実話なのですから
本当に衝撃的なことです


歴史を知らないのは
罪ですね


私は、広島出身で、毎年、夏になると学校で広島と長崎の原爆のVTRを観てきたし、祖父、祖母、父、母、全員が被爆者ということもあり、彼らから直接話を聞いてきたので、原爆のことは人よりもよく知っている自信はあります。


けれど、他の国や場所で起こった出来事(歴史)は、無知なのではないかと…


世界史大好きの息子に
(息子、歴男ですー笑)
以前、

「ママ、歴史を知らないってのは
とても損な人生だよ」と云われて、

反省したこともあったなぁ…

高校時代の歴史の先生が
どうして歴史を学ぶのかをよく語ってくれました。
 歴史をよく学んで、同じ過ちを繰り返さないためには、どうすれば良いのかを
考えて、考えて、考え抜くことが大事なのだと。




それにしても
アンジェリーナ・ジョリーさんの生き方は
本当に、凄い!!!

彼女を見習うところは沢山です✨✨✨✨




久々の映画感想でした!笑