蛍光灯➔LED  木➔鉄 | 椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

ダイニングは住宅の中心、ダイニングは家族の中心、という考えをもとにサイコーのダイニングチェアを探求します。

はい、ダイニングコンサルタントの黒羽です。

 

 

 

 

年末、押し迫って参りました。

 

 

仕事納めも明日に迫った作業場に、

 

いつもと違った雰囲気が…

 

 

image

 

 

天井に、四角い穴が二つ…

 

 

この作業場が完成して25年。

 

ほぼ毎日、点灯してきた、

蛍光灯の器具。

 

先日、

点いたり消えたりが始まり、

ランプを交換しました。

 

ところが、

ほんの数日でチラつきはじめます。

 

 

蛍光灯がダメなんではなくて、

その器具自体が寿命…

 

 

器具まるごとの

交換となったわけです。

 

 

ちょっとお高い買い物でしたが、

 

電気料金は半分程度に。

 

 

結局は、

経費にも地球にも

優しい工事になりました。

 

 

 

 

LEDは

ここ最近、

急激に生活に溶け込んできました。

 

クルマの、

ウインカーや、

テールランプが、

最近美しいのは、

このLEDのおかげ。

 

 

技術がデザインに

影響を与えたのです。

 

 

 

18世紀に始まった産業革命は、

手工業から、機械への変革でした。

 

 

そんな中、

逆に、手仕事の復権を目指し、

「アーツ&クラフツ運動」という運動が、

ヨーロッパに普及していきます。

 

機械に対立する運動です。

 

 

 

しかし、急速に発展する機械に対して

 

逆に、融合する動きが出てきます。

 

 

 

重厚感のある

木製の4本脚の椅子が主流の時代に、

 

名作が生まれます。

 

 

“ワシリーチェア” 

マルセル・ブロイヤー 1925年

 

 

自信が購入した、

自転車が発想の源。

 

その、自由に曲げられた

スチールパイプが、

この椅子のデザインの

インスピレーション。

 

 

前にも書きましたが、この時代、

椅子は木材で製作するのが

一般的でした。

 

そも時代に、

スチールパイプを使用するという

画期的なデザイン。

 

 

そのころは、

工業用の素材でしかなかった、

金属を、

家具の素材として利用することで、

 

安価で、軽く、大量に…

という、

 

手工業が主流だった家具業界への

新しい考え方の提案でもありました。

 

そして、

金属家具の始まりといっても

よい家具です。

 

 

 

スチールパイプという「線」

 

そこに革を張るという「面」のみで

 

構成されたデザインは、

 

座ると、

人が、空間に浮いているように見えます。

 

 

座り心地は、

案外良く、

シンプルな空間に、

“軽さ”というアクセントを表現できる、

数少ない椅子のひとつです。

 

 

この“ワシリーチェア”以降、

コルビュジェやミースが

スチールパイプを使いはじめます。

 

この椅子の功績のすごさを感じます。

 

 

 

 

話は戻りますが、

 

現在、LEDによって、

照明業界は、大変革を迎えています。

 

デザインはもとより、

その生産性の高さから、

 

思いもよらない製品が生まれています。

 

 

まさに、

この“ワシリーチェア”は、

当時の家具業界の、

変革の製品のひとつでした。

 

 

デザインされた当初は、

評価されなかった、この椅子。

 

画家の

ワシリー・カンディンスキーが、

この椅子を称賛したことから、

“ワシリーチェア”と呼ばれています。

 

革新的な製品は

なかなか認められないものですが、

 

結局は20世紀の名デザインとして、

知られることになっています。

 

 

椅子好きから始まった、

ダイニングコンサルタントという

ぼくの仕事ですが、

 

いつか、

世の中に認められるような、

仕事になると、

ここに明記しておきますね!

 

 

 

 

 

 

クロハチインテリアデザイン

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