大きく頭を打たれたような初診から2週間後、私の精神セッションが始まった。
このドクターは、病気が重ければ重いほど食事療法や他の治療よりも、この精神セッションが重要になってくるとおっしゃっていた。
同じように体に良くない物を食べたり摂取したりしていても、病気になる人とならない人がいる。
これはなぜだろう?
ドクターは癌を発症してしまったことと、その患者の考え方や感情など心のあり方に大きな関係があると考えておられた。
つまり心のあり方の歪みが体の歪みを引き起こすということだ。
精神セッションでは、患者それぞれの心の奥底に潜む精神的ながんの原因を探し出して行く。
クリニックに着いて受付を済ませ、待合室で待っていたら、いつものドクターとは違う声で私の名前が呼ばれた。
初診の時にドクターがおっしゃっていた、在宅医療などを行っている西洋医学の医師ながら、このクリニックではセラピスト(精神セッションを担当する先生)として働いておられるS先生との初めての出会いだった。
S先生の第一印象は、物静かで穏やかな人。
S先生と向かい合うように座り、精神セッションが始まった。
S先生は白い紙を用意して、まずは量子医学の基本についてレクチャーしてくれた。(これ結構理解するのが難しかった)
簡単に言うと、例えば人間の細胞を構成する原子は、昔は粒と思われていたが、実は光のような波でもあるということ。
「粒は波であり、波は粒である」と言う矛盾するかのような概念が基本中の基本なのである。
量子医学について学んだことは、以下。
✅粒は波であり、波は粒である。
(これは理解するというより覚えることと言われた)
✅万物には周波数(波🌊)が存在し、万物は固有の周波数を持っている。そして同じ周波数を持っていれば、形がどんどん似たものになっていく。
✅周波数は逆位相をかけると消えてしまう。
これはヘッドフォンのノイズキャンセルの機能を思い浮かべるとわかりやすい。自分の精神が作り出している周波数や、病気が持っている周波数に着目し、それを逆相位にして反転させる、そうすることで病気が雑音が消失するように消えてしまう。
一通りの量子医学の説明が終わったところで、次は
ようやく私の病気を作り出した心の歪みについて、それがどこで生まれたのか、どこに隠れているのか炙り出していく辛い作業が始まった。