昔は飛行場って言うとなんだかワクワクするところだったのですが、

歳をとるにつれ私のtolerance、寛容レベルが低くなったようで、

馬鹿な人間がやたら目につくようになりました。

今回はあまりにも目に余ると私だって爆発するぞ!なお話。

 

でもその前に、ヒースロー空港ではずっと待ち望んでいた、

日本人のE-Gate利用が許可されるという朗報もあったことをお知らせしておきます。

 

これ私的に大革命。

もうLanding Card書かなくていい!!バンザーイ!

何が面倒って私の出生地はドイツのデュッセルドルフなんですけど、

いまだにスペルに自信が無く、いつも記入する時適当ぶっこいていました。

Germanyさえ正しく書けていればいっか、のノリで。でもそれも今は昔でございます。

 

でも長年の癖が抜けないというか、

昔のヒースローの入国審査ってのはそれはそれは厳しいものでしたから、

アホ面でゲート通過しちゃって本当に大丈夫ですか?の疑問も晴れず。

 

同僚とくっちゃべっていた審査官に突撃質問することにしました。

 

私「先ほどゲートを通過したんですが、私の永住ビザは有効のままなのかちょっと心ぱ、、、」

審査官「(遮って) ダーーいジョブ!!!スタンプもう不要!」

私「ちょっと信じられない」

審査官「ほんとだよー!スタンプ、もういらない!Have a good day!!」

 

やたら機嫌良くて気持ち悪かったです。

 

とりあえず良かった良かったとスーツケースを取りにベルトコンベアーに向かったんですが、

そこで恐らく脳みそが藁で詰まっているアジア人のおばはんと遭遇、バトルです(あちゃー)。

 

流れはこうでした。

 

スーツケースを乗せるためのカートと共に、

私とスーさんはベルトコンベアーの前で待っていました。

危険防止のため、カートはベルトコンベアーから一定の間隔、離した状態です。

 

私達のスーツケースが遠く向こうに見えたので、

おっしゃ、それじゃ取り上げる準備をしますかね、となったまさにその時、

こっちも脳みそは綿(わた)でパンパンと思われるおばはんの旦那がカートと共に現れ、

なぜか私達のカートの前に無理やり押し込むと、「ちょっとトイレ」と消えました。

 

すぐにカートを動かすと思いきや、おばはんは自分のスーツケースの動向のみに集中。

そうこうしている間に私たちのスーツケースが近づいてくる。

 

図解するとこうです。

 

 

まだ気づいていないスーさんに、わざと大声で言いました。

 

「前にカート無理やり入れられて、スーツケースが置けない!!!」

 

振り向いたスーさんは驚き、おばはんを凝視。

敵は何食わぬ顔。

ブチ切れた私は、おばはんに直接言いました。

 

「ちょっと、カートを動かしてくださいよ。私達、ずっとここに立っていたんですよ。なんでわざわざここに置くんですか?」

 

「なによ、ちょっとの間の事じゃない!」

 

おばはん、受けて立ちやがった。

 

「それはあなたにとってのちょっとでしょう?私たちのスーツケースもすぐそこなんです、今すぐ動かしてくれないと、乗せられません」

 

頑としてカートを動かす気のないおばはんは

「急げばいいんでしょ、急げば」

火事場の馬鹿力並のスピードで何個もスーツケースを乗せて消えました。

ちゃんとした場所にカートを置けば、旦那が戻って来てからゆっくり作業できたのに。

トイレに行ったきりの旦那も役立たず。

 

この件で思い出したけど前に成田空港でも、

日本人のおばあちゃんがスーツケースを1人で何個もベルトコンベアーから降ろしていて、

見かねた私と、外国人男性で手伝ってあげたんですが、

後ろを振り向くと、夫と思われるじいさんが、ぼーっと突っ立ってたってことがあり、

「他人に手伝わせておいて、無言?」とびっくりしたことがあります。

海外旅行に行くくらいだからそこそこ元気なじいさんだったと思いますけど。

 

今の私にとって空港は結構、要注意です。

 

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