お久しぶりです。日本に帰っていました。イギリスへの帰路は
車→新幹線→モノレール→飛行機→(乗り換え)飛行機→コーチ→タクシー
すごろく並に移動手段を替えトータル27時間!さすがに疲れました。
で、その飛行機での移動中にスーさんがやらかしてくれました。
飛行機では前からチェックしていた
「ボヘミアンラプソディー」と「スター誕生」を上映していたんですが、
スーさんは今回初めて持参したノイズキャンセル機能が付いた、
バカでかいヘッドフォンを装着しての鑑賞でした。
終始スーさんが独り占めしていたのでその効果、私は未だ未体験なんですが、
(イギリス人は紳士、レディーファーストを重んじるという説はまやかしです)
飛行機のエンジン音が絞られ、特にミュージカル系の映画には非常に有効♪だそうです。
「スター誕生、GaGaの歌がすごくいいから、観るべき。僕はこれからボヘミアンラプソディーを観るよ」
再びヘッドフォンを装着したスーさんはクイーンの世界へ。
私は通路を挟んだ隣の席で、
航空会社提供のチャチなヘッドフォンでスター誕生を見始めました。
10分ほど経ったころでしょうか、、、、、
ヘッドフォン越しに、突然不快な、
不協和音というべき雑音が、ガーガー聞こえ始めました。
(ん?なんだ?)
いやーーーーな予感がしてスーさんの方を向いたら、
クイーンの曲を大声で歌っていました。
手を何故か前に組み、口は完璧なO(オー)の形。
完全に歌っています。誰にも言い逃れ出来ません。
ノイズがカットされたせいで、自分ちのリビングでテレビを観ている錯覚に陥っていたと思われます。
ちなみに飛行機内は既に消灯され、就寝モード。
寝てる人いるっていうのに、何やってんのよ!
慌てて「シー―――!!!シー―――――!!」
私の今までの人生で一番鋭いシーを放ち、
スーさんのジャイアン並の濁声を速攻シャットしましたが、
時すでに遅かったと思います。周りの人も驚いたろうな、、、、。
ちなみに本人はテヘペロ★。ある意味すごい。
ノイズキャンセルなんてスーさんには100年早いのがこれで良く分かったので、
次からは私が占領します。
ひいては他の乗客のためでもあります。