年末に行ったカリブ海クルーズ。

1000人を超す乗客がいましたが、シルバー世代の方達もかなり乗船していました。

 

2週間の航海の間、色々接する機会がありましたが、

結構曲者というか、日本でも良く言われる「暴走老人」ていうんですか?

(ああなりたい)、というより

(ああはなりたくない)のシルバーに目が行ったことは確かです。

 

ディナーのテーブルでも、

「子育てファミリーより、実は老人の方が要注意だったりするよね」

なんて盛り上がったもので、私が接触したシルバーは、、、、。

 

カリブのとある島に停泊した日。

半日観光を終えた私たちが港に停まる船に戻ろうとしていた時の事です。

 

私達の前には足が悪いおばあさんとその息子さんがいました。

 

おばあさんは5段ほどある階段を手すりを使いながらゆっくり降りるところでした。

 

「時間かかってすみません」

 

こっちに向かって謝る息子さん。

 

「いいですよ~、ご自分のペースでどうぞ」

 

私たちはそう答えて、階段を降りるおばあさんの後ろで立っていました。

 

と、そこに、背後から私達を抜かそうとグイグイくる人物の影。

 

きっと振り返ると前のおばあさんと同程度の年齢の老夫婦

 

(あんたら、なにやってるの?私ら先に行かせてもらうわ~)

 

な顔して無理やり通ろうとするじゃないですか。

 

思わず私とスーさんで腕を広げてこの老夫婦を阻止し、言いました。

 

「階段を降りている方がいらっしゃいますので」

 

むっとした顔の老夫婦は私たちに言われて追い抜くを止めましたが、

いやーーーーな気分になりました。

 

人に気を遣ってもらう事にばかり慣れて、

自分が人に気を遣うことを忘れてしまった典型ですもん。

 

その間に前のおばあさんは5段を降り、

「ありがとうございました。お先にどうぞ」

と息子さんに促されたので私たちは先に船に向かって歩き出しました。

 

ふと後ろを振り向くと

あの私達を追い抜こうとした老夫婦は今まさに5段の階段をゆっくりゆっくり降りており、

その後ろには20人位の人達が足止めを食らっていました。

 

 

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