気づけば5月も半ばを過ぎていました。
毎日過ぎるのが早くて途方に暮れています。

頑張った甲斐あって400あった段ボールも全て開け、
少しずつですが普通の生活に戻りつつあります。

『普通の生活』、うーんいい響きだ。

使い慣れた台所用品で料理をする普通。
洗濯したいときに洗濯できる普通。
これがどれだけ贅沢なことであるか
この2ヶ月で骨身に染みましたから。

朝、ウォーキングに行く余裕も出て来ました。

うちの周りは森が至る所にあるので歩くところに困ることはなく、
今日はあそこの森、明日はあそこの森、
なんて曜日によって森を変える贅沢が出来るけど、
どこに行っても散歩中の犬に遭遇するのがちょっと。

犬は嫌いじゃないけど、
散歩モードのやつら、特に森の中はリード無しでOKだから、
舌出してワフワフご機嫌で、
ハッピーなのは大変結構。
でもこっちに猛烈ダッシュしてその泥だらけの濡れた足で
私の服に思いっきり足型つけるのが猫と違うところですね。

その時の飼い主は体に入れ墨の3つや5つ入っていそうな
やや強面の男性でしたが、
赤ん坊を乗せた乳母車を押していて、
「すみません、本当、すみません。こら犬!」と平謝り。

いや、森は私だけの物じゃ無く、赤ん坊、入れ墨父さん、そして犬、
みんなのものですから。
遭遇したことにいちいち文句を言う方が考えなくては、
と5年ぶりに森を歩いて思い出させてもらいました。

森ウォーキングにSee by Chloeのスカートを履いていた私もバカだけど、
どうせ腰のゴム部分が切れておかしなことになっていたし、
今では対犬用のスカートになりました。
犬、どんとこい。私のクロエでがっしり受け止めてやる。

最近天気がいいので庭の手入れを頑張っています。

芝生が生えっぱなしの伸び放題。

何事にもきっちりかっきりのお隣のリチャードが耐えられないレベルなのは、
同じくきっちりかっちり、A型の私にも分かっていました。

でも以前持っていた芝刈り機を
トルコに行く前に譲ってしまったことを知っている私はともかく、
知らないリチャードから
「そろそろ芝を刈れ。タンポポの種が飛び散ってるぞゴラァ」
の手紙が来る前になんとかしなくてはの思いが日に日に強まり、
ドキドキしてきたのも理由です。

リチャードはいい隣人であり私のFB友達、またメル友ですが、
彼サイドが私たちに真剣にお願いしたいことがある時は
なぜかいつも口頭ではなく手紙で来るのです。

急遽リチャードの手紙が来る前に新しい芝刈り機を買い、
この前の週末にスーさんが芝を刈ってくれたので、
ちょっと精神的に余裕が出て来ました。

でも芝を刈ったくらいじゃ私の庭に対する満足度は5パーセントくらい。
全然ぜんぜん、まーだまだ。

うちの庭はこの界隈でも相当でかく、そして複雑な作りで、
それもこれもスーさんがこの家を買う前の持ち主が「庭命」で、
庭レベル検定がもしあるとしたら「段」クラスの庭を作ってくれ、
それを初級レベルの私達夫婦が引き継いじゃった感じです。

正直、前庭を2つ、裏庭を1つ作って植物を育てるスペースがあるなら、
裏庭だけ残してエキストラのガレージと、
私専用のジムを建てたい。

トルコに居た5年、
うちを借りてくれたテナントが庭の手入れをしてくれていたとはいえ、
最低限レベルの域を出ておらず、全ての庭木が伸び放題。

特に最後の1年は、テナントの方もごたごたしていたから、
庭どころじゃなかっただろうし。

(前にも書いたかもだけど、テナント旦那と、旦那の親友の女房が出来ちゃって、旦那、家を出ちゃったんです。残された妻と幼子2人は、我が家に住み続けましたが、庭どころじゃないわな)

チェーンソーを繰る木登り猿がもし存在するなら、
買います。そして飼います。出来れば3頭位。

その位、今の私の頭痛の種です、マイガーデン、、、。
庭話は多分これからもちょくちょく出ると思うので準備願います。

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村