うちから歩いて15分くらいのところに
皮を使ったバッグや手帳カバーを作って売っている
工房のような店があります。
使っている皮の色が私好みなのもあり、
前からちょっと気になっていました。
トルコの名産と言うと色々ありますが、
スーさんのトルコ駐在が決まった時にイギリス人の友人が言った、
「金(きん)と皮は要チェック」のアドバイスを
4年経った今でも覚えている私は、
金はともかく皮なら手が出そうだし、
トルコ人は意外とeasygoingなところがあるから、
ひょっとしたら皮の文庫本カバーなんて作ってもらえる?
ダメもとで聞いたら全然大丈夫でした。
(日本の文庫本は日本独特で、
同じサイズの本を海外で見ることはありません)
紀伊国屋書店で貰ったビニール製の文庫本カバーを持参し、
「これと同じように作ってくれますか」
更にダメ押しで文庫本も1冊持参し、
「これがケースにちゃんと収まらなかったら失敗だと思って下さい」
対応してくれたのは20代後半に見える
クセ毛もじゃもじゃのお兄さんで、
英語もそこそこ話せ、そこは大いに助かったのですが、
同じ酒飲みの勘といいますか、
(この人今絶対、二日酔い!)
と思わせる非常によどんだ目をしていました。
店に行ったのが土曜の午前中だったし。
でもこれも同じ酒飲みだから良く分かるんですが、
そういう時こそ大丈夫な自分を見せようとするので、
多分私の注文通りのものが出来上がっているはずでしょう。
文庫本カバーは2つ注文し、
1つ目は深い赤に薄いブルーのステッチ
2つ目はオリーブグリーンに黄色のステッチ
その両方に茶色の革ひもを読みさしのページに挟めるように
付けてくれるように頼みました。
(文庫本にたまについていますね)
「革ひもは文庫本を閉じた時に下から2センチほど出ているように。
出ていないと意味無いので、これ非常に重要です」
よどんだ目の彼に2回繰り返して頼みました。
お兄さんが、
「そのしおり用に使う革ひもの色はこの茶色でいいですか?」
と聞くので、
「他の色のオプションがあるのですか?」
と聞き返すと、
「ええと、、、、、すみません、ありません、茶色だけです」
「なら聞いた意味無いよね!!!」
と爆笑しながら、あーこの人絶対、二日酔いと確信したわけで。
出来上がりは3日後。
さてどんなのが出来上がってくるのでしょう。



皮を使ったバッグや手帳カバーを作って売っている
工房のような店があります。
使っている皮の色が私好みなのもあり、
前からちょっと気になっていました。
トルコの名産と言うと色々ありますが、
スーさんのトルコ駐在が決まった時にイギリス人の友人が言った、
「金(きん)と皮は要チェック」のアドバイスを
4年経った今でも覚えている私は、
金はともかく皮なら手が出そうだし、
トルコ人は意外とeasygoingなところがあるから、
ひょっとしたら皮の文庫本カバーなんて作ってもらえる?
ダメもとで聞いたら全然大丈夫でした。
(日本の文庫本は日本独特で、
同じサイズの本を海外で見ることはありません)
紀伊国屋書店で貰ったビニール製の文庫本カバーを持参し、
「これと同じように作ってくれますか」
更にダメ押しで文庫本も1冊持参し、
「これがケースにちゃんと収まらなかったら失敗だと思って下さい」
対応してくれたのは20代後半に見える
クセ毛もじゃもじゃのお兄さんで、
英語もそこそこ話せ、そこは大いに助かったのですが、
同じ酒飲みの勘といいますか、
(この人今絶対、二日酔い!)
と思わせる非常によどんだ目をしていました。
店に行ったのが土曜の午前中だったし。
でもこれも同じ酒飲みだから良く分かるんですが、
そういう時こそ大丈夫な自分を見せようとするので、
多分私の注文通りのものが出来上がっているはずでしょう。
文庫本カバーは2つ注文し、
1つ目は深い赤に薄いブルーのステッチ
2つ目はオリーブグリーンに黄色のステッチ
その両方に茶色の革ひもを読みさしのページに挟めるように
付けてくれるように頼みました。
(文庫本にたまについていますね)
「革ひもは文庫本を閉じた時に下から2センチほど出ているように。
出ていないと意味無いので、これ非常に重要です」
よどんだ目の彼に2回繰り返して頼みました。
お兄さんが、
「そのしおり用に使う革ひもの色はこの茶色でいいですか?」
と聞くので、
「他の色のオプションがあるのですか?」
と聞き返すと、
「ええと、、、、、すみません、ありません、茶色だけです」
「なら聞いた意味無いよね!!!」
と爆笑しながら、あーこの人絶対、二日酔いと確信したわけで。
出来上がりは3日後。
さてどんなのが出来上がってくるのでしょう。


