スーさんの誕生日のお祝いをしに、
ハタイのアンタキヤ(Antakya)に行ってきました。

イスタンブールから飛行機で約1時間半です。

ノスタルジックな空気を醸し出したザ・中東、
なのに教会の鐘の音が聞こえる。
イスタンブールとはまたちょっと違う雰囲気。
でもこれも真のトルコの一部なのです。

ただ、ハタイ空港はアレッポから20キロしか離れておらず、
外務省の危険地域マップでもちょっと濃い色が塗られていますので、
行かれる方は十分注意してください。

ガジアンテップでもそうだったけど、
トルコの奥に行けば行くほどみなさん優しく温かいです。
イスタンブールはこの「温かい」をあまり感じないのよね。

ハタイ料理は日本でいう「京料理」や「沖縄料理」のような
1つのカテゴリーになっていて、イスタンブールでもよく見ます。
しかもハタイを謳っているレストランはほぼハズレ無し!

食い倒れの街ってことで今回色々食べましたが、
ハタイと言えばキュネフェってことで、
今日はハタイ発祥のトルコの代表的デザート、キュネフェの作り方をお送りします。

キュネフェは簡単に言うと、

そうめんを細かくした物の間に溶けるチーズが挟まれていて、
それを焼いてチーズが溶けたところに、
甘い砂糖シロップをぐっしょりかける


いかにも力仕事の人の朝ごはんって感じですが、
意外と食感が軽く、日本人にも人気です。
私の日本から来た友人も滞在中、キュネフェ探しのゾンビ化していました。

作り方ですが、丸くて平たい焼き皿に、カダイフと呼ばれる素麺状ものを乗せます。
ちょっと食べさせてもらったけど結構フワフワしていて口の中ですぐ溶けます。



溶かしたバターを注ぎ



しばし混ぜ合わせます。



合わさったら数時間、ビニール袋の中で生地を寝かせたあと、
再び焼き皿に乗せ、上にちぎった溶けるチーズを乗せていきます。



チーズをカダイフ生地で覆い、



炭火で両面じっくり焼いて出来上がり。



仕上げに砂糖シロップとピスタチオをかけていただきます。



これにアイスクリームを添えている人がいて、
それも美味しそうと思いましたが、無しでもかなり満足します。

このお店はかなり有名な店らしく、
トルコ人達がひっきりなしに来ては写真を撮っていました。

くねくね路地いっぱいのマーケットの奥にあり、
実際店を探すまでかなり迷ったんですが、
最初に頼ったお兄さんは
「あそこな!あそこなら」
慣れた手順で行き方を教えてもらい、
「美味しいからって食べ過ぎんなよ!」と見送られ、
なのにまた迷ったもんだから、
目に留まった別のお兄さんに再び頼ったところ、
近くにいた若い少年に、
(トルコでは道端で何する訳でもなく突っ立っている少年がいっぱいいる)
「おい、道案内してやれ!」と命令し、
少年は私たちを無事、店まで届けてくれたのでした。