(香港旅行の続き)
今回シンガポール航空を利用した関係で往路と復路の両方で、
それぞれ1泊ずつシンガポールに滞在しました。
復路では、イギリスの語学学校で一緒だった台湾人の友人Dと久々の再会を果たし、一緒にディナーを食べました。
Dはシンガポール人の旦那さんに嫁いで早16年。
私は彼女の台湾での結婚式にも出席したので、妹のように思っています。
娘さんも14歳と11歳と大きくなり、2人ともなんと日本語を話しました。
長女の方は英語、マンダリン、マレー語の他に日本語のクラスを採っており、
「文法が難しい」と困っている様子。
「なら宿題を写メして私に送りなよ、答え教えるから!」
私がしゃしゃり出たところ、
「女将、ラインの返事遅いから、役に立たない」
Dにばっさり切られました。チーン。
でも諦めない。写メして。出しゃばらせて。
ディナーの後ホテルまで送ってもらった私とスーさん。
スーさんは部屋に戻らずコンビニに飲み物を買いに出かけました。
「なら私は先に部屋に戻っているね」
エレベーターに乗ったところ、お揃いのピンクのミニのボディコン(死語)を着た女性2人も一緒に乗り込んできました。
お2人とも結構出来上がっている感じで、やや赤ら顔。
手に持ったピーナッツの袋に手を突っ込んでは、
忙しげに口に運んでぼりぼりやっていました。
片方のボディコンミニが私に中国語で何やら話しかけてきました。
もちろん分かるはずもなく、
「すみません、私日本人なんで、中国語分かりません」
英語で答えると、あちらも今度は英語で、
「Do you want MINE???」
この場合のMINEの意味、アメブロに怒られたくないので明言は避けますが、
決して今食べているピーナッツをくれる、ではありません。
実際はもっとドロドロした言い方していましたし。
でもこれだけは言っておきたい。
そう誘って私の事を上目遣いに見たミニピンクの声は、100パーセント、男でした。
セクシーな女のふりしているけど、あんた男だろ!!
「あ~~~、結構です(no thanks)」
あえて笑顔できっぱりと拒否。
すぐにあっちは「あっそ」と言い、
私と同じフロアで降り、確固たる足取りであるルームナンバーの方に向かいました。
客いるやん!
てことは私はその次の候補?ふくざつ~
私の人生の中において、
まさか女装した男性に誘われる日が来るなんて思ってもいませんでした。