ボドルム滞在の続きです。

 

2日目の朝、9時半発のギリシャKOS島行きのフェリーに乗るべく、ホテル近くの船着き場でタクシー・ボートに乗りました。

私たちのホテルは中心街から離れており、徒歩だと40分、それも途中で心臓破りの坂があったりします。

タクシー・ボートだと対角線に走る形で一気に目的地へ。非常に便利でした。

 

操縦するのは船員帽を被ったオジサン、勝手に「キャプテン」と命名。

(あとで同じ船員帽を土産物で見ました)

 

そのキャプテンが「KOSに行くのか?」と突然聞いてきました。

「ええ、はいそうです」

 

すると自分の座席下の物入れから空のウィスキーの瓶を出し、

 

「これと同じのを2本、KOSの免税店で買ってきてくれない?あんた達2人だから2本!」

 

指を2本立ててリクエスト。

 

私は、めんどくさーと思ったんですが、スーさんが「いいですよ」と返事しちゃったので、キャプテン嬉しそうに自分の札入れから25ユーロをスーさんに渡し、これで商談成立と相成りました。

 

キャプテンはサービスなのか普段客を降ろすポイントじゃなく、私たちが乗るフェリーの真横にボートを停めてくれたので、ちょっとしたセレブ気分を味わえました。(キャプテンはその瞬間だけ私専属のドライバー)

 

実際、案ずるより産むが易しで、この運び屋の仕事は全然らくちんだったけど、キャプテンあの2本のウイスキーを自分で飲むのかな?の疑問が最後まで私たちに残りました。

 

値段釣り上げてどこかのレストランに卸してやしません?!

 

今朝もどこかの観光客に運び屋仕事を頼んでいるんじゃないだろうか。

 

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