久々に、多分トルコで初めての風邪を引いた。
日本、イギリス、トルコでそれぞれ風邪の症状って違うのねって、
体を使って実験した気分。
日本ではまず扁桃腺が腫れ、次に鼻、のち咳でフィニッシュだったので、
風邪かと思ったらいつも内科ではなく耳鼻科にゴーだった。
イギリスでは扁桃腺は腫れることはなく、
レムシップっていう粉末のレモネード味の薬をお湯で溶いて飲み、
あと咳止めシロップのお世話になった。
マスクはしなかったねえ。
あれってやっぱり日本独特の文化だと思うんです。
する人側の理由っていっぱいあると思うけど、
自分自身が風邪で、その菌を拡散させないための「気遣い」として
マスクを着用する人も多いと思う。
でも昔、香港だかでO157だっけ?が流行り、
その時の街に溢れる大量のマスクの人、
の印象が強い外国人からすると、
マスク=「この空間が汚染されているから私はマスクをします」
のメッセージに採り、
マスク姿の人を見ると防御本能が働いてナーバスになる人が多いんじゃないかな。
私の勝手な解釈ですけどね。
私の体験上、マスク姿に外人は冷たいです。
トルコのスタバでも冷たくされたー。目合わせてくれなかった。
風邪じゃなく、前歯の差し歯が無くて怖がらせないためにマスクしていたのに。
歯抜けの肉々しい歯茎見せてにっこりの方が多分もっと優しくされていたと思う。
だからイギリスの職場でのマスク着用はためらわれ一度もしませんでした。
説明も面倒だし。
イギリス人、変なところで引っかかるんですよ。
こっちがほっとけよ、て思うところで立ち止まる。
私が家から持参したプーアール茶入りのプラスチックの水筒を見て、
あれは何だ?女将、飲尿始めたか?と勝手にザワザワするんですよ。
「昨日は赤ワインを飲み過ぎたらしく、色濃い目です、はい」とか。うざいでしょ。
私赤ワイン飲まないし。いつも白だしってそこか。
話が逸れました。
トルコでは、「風邪かな?」と思ったらいつも怒涛の葛根湯攻めで凌いでいました。
葛根湯との相性がいいんです、トルコの風邪菌。
でも今回その投与が12時間遅れヘマこいた。
葛根湯がダメな場合の次の手段を全く講じていなかったので、
とりあえずイギリスから持って来た「Max Strength」を謳うカプセルに委ねたものの、
飲んだ途端、右の鼻の穴が詰まった。
カプセルの効能の1つに確かにblocked nose(鼻づまり)ってあったけど、
あれはblocked nose をunblockするんじゃなく、
詰まらせるんかい、ってくらいに速攻で。
咳が出ている訳じゃないのでシロップの出番でもないし。
そういえば、、とこんなものを久々に使ってみました。
ダメ絶対!!系じゃないですよ。
のりぴーでもアスカでも。お願いします。
メンソールの結晶。アロマテラピーです。
漢方で負けた私の次なる手段です。
ボールに熱湯を入れ、この結晶を数粒パラリと落とし、その湯気を吸うんです。
行為は何となくアレですけど、
ホールズのCMで叫ばれていた「ベイパーアクション!」
一気に喉と鼻の奥がスースーします。
イギリスの民間療法です。(はちみつ大根的な)
このせいか免疫が出来たのか良く分かりませんが、
私の両鼻の穴は現在すっきり開通しています。
峠は越えた感じ。