今すぐにではないけど、
いずれ日本に移住出来たらいいなあ、というのが私たち夫婦の希望です。
「スーさんが日本に住むためのビザはどうやってもらうんだろう」
ふとした興味心で今回初めて法務省のHPをチェックしてみたところ、
その手続き内容にがっくり。
私の日本での納税証明書1年分が必要なので、つまりそれは、
まず私が日本で住まいと仕事を見つけ、
定期収入を証明できる状況にしたあとで
在留資格認定証明書(Certificate of Eligibility)を入国管理局で申請する。
スーさんはその間、イギリスで待機。
発行には1-3か月かかるようです。
無事証明書が発行されたら私が日本からイギリスのスーさんに国際郵便で送り、
受け取ったスーさんはそれをもって在英日本大使館でビザの申請を行う。
無事ビザが降りたら3か月以内に日本に飛び、成田空港で在留カードを発行してもらう。
私がもともと日本で暮らしていて、スーさんを呼び寄せるならそれでもいいけど、
2人で海外で暮らしている場合、これはちょっと。
日本での家探しも仕事探しもそうそうスムーズに行くわけないじゃん。
しかもその間、夫婦バラバラって。
この手の手続きって要は「偽装結婚」じゃないことを証明するためのものだけど、
今までずっと一緒に暮らしていた夫婦を別々にさせるのがよく分からない。
しかも私たちはイギリスでちゃんと婚姻ビザ→永住権取得という手続きをふんだ「正規の」夫婦なわけで、そこに至るには日本以上の書類を提出させられたわけ。
それを無視されるのは正直気分が良くなかった。
「悪いけど日本移住は思っていた以上に困難を極めるみたい」
そうスーさんに伝えたあと私はふて寝をしたわけですが。
やはり納得がいかない。
私たちのように海外で結婚生活を続け、
そののち日本に移住したカップルは山ほどいるはず。
調べましたとも。それから執念深いほどに。
いつ日本に移住するかなんて全く分かっていないのに。
その結果、なんてことない、そもそものスタート地点が間違っていたことが判明。
私たちのように海外住み夫婦が最初にコンタクトするのは
法務省じゃなくて、外務省でした。
大使館のHPによると、在留資格認定証明書(Certificate of Eligibility) 無しで、
直接ビザ申請が出来、(「査証事前協議」と呼ぶよう)
その発行までの時間は1週間ほど。
もちろん成田にも夫婦そろって入国できます。
(これ以外に、最初に書いた在留資格認定証明書を手に入れ→ビザ発行のプロセスも可能ですが、その場合、日本に住む入管に申請してくれる協力者が必要になります。行政書士が代行していることも多いですが、もちろんそれなりの手数料を取られるからね~。10万は下らない印象。自分でやれることは自分でやりましょ)
ああああああ、良かったあ。
これだけ心から安心したのって初めてかも。
何事も備えあれば憂いなし、ですね。
他に参考にしたリンクも貼っておきます(小町 allabout)