12日間の日本滞在を終え、無事イスタンブールの自宅に戻りました。
帰りの飛行機では、近くの乗客のオナラに閉口しました。
もう、ずっと、12時間のフライトの間中ずっと!
前に座っていたのは日本人男性、後ろは日本人女性。
私は後ろの女性と睨んでいる。
深夜便だったので、こっちはうつらうつら寝ていると、
一定の間隔をおいて確実に放たれる屁。
そのたびに睡眠を妨害され迷惑この上ない。
来る方角も臭いもずっと同じだったので同一人物であることは間違いない。
最近アメリカとイギリス両国でテロ対策の一環として、トルコからの入国者のパソコン、アイパッドの機内持ち込みを禁止することが決まりました。
飛行機のテロ対策も結構ですが、
他人のオナラを強制的に嗅がされる事もかなり精神的&体力的に(睡眠不足)ダメージを負うので、ぜひそちらの取り締まりもお願いしたい。
そうそう成田で入国する際も、「トルコに住んでいる」というだけで、
スーさんが入国審査ゲートの別室に連れて行かれるハプニングがありました。
「トルコでは何をやっているのか?」と聞かれたスーさん。
スーさんは日本企業に勤めているので、
そこの駐在員だ、これが名刺です、と見せたら無事解放されたそうです。
この件やパソコン持ち込み禁止からも分かるように、
ただトルコに居るってだけで、
これからも様々な苦労を強いられるのは間違いないようです。
私自身はイギリス人のスーさんと行動を共にしているせいもあって、
どこに行っても日本人と見てもらえず、
「ハロー」とか「サンキュー」「ニイハオ」と日本人から声をかけられ、
挙句の果てには「日本語お上手ですね」とまで言われる始末。
すき焼きレストランでのことなんですが、この時はさすがに私、
「こう見えて日本人なんです!」ってやや大き目な声で答えたんですが、
そのウェイトレスさんだけでなく他の日本人全員が、
「ええ?そうだったの?」って顔して私を振り返っていたのが悲しい思い出です。
これには結構落ち込み、早速行きつけの美容院で
「日本人に見える髪型にして」と注文しましたが、
「あなたの場合、髪じゃなくて化粧とファッションが問題」
とさらなるダメだしをされました。
どうやら私、『ちょっと金持ってそうな上海からの観光客』に見えるとか。
微妙でしょ、このコメント。
トルコ生活では安全面もあって普段ブランド物を封印しているので、
日本に帰る時は「ブランド物しか着ないぞわたしは!」と宣言して、
実際そればっか詰め込んで着てたんですよね。
自業自得ですかね、これって。
今回の滞在では石和温泉と川越観光をして、中華街で飲茶を食べ、
開花宣言直後の靖国神社で桜を見ることも出来ました。
デパートで爆買いはしていません、中国人じゃないので。
でもアメ横のお菓子の二木ではスーツケース1個分買いました。