駐在員に付随するお手当の1つに
「一時帰国の交通費を会社が持つ」ってのがある。
年に一回とかの制限つきだけど。

学校が夏休みに入ったことだし、
今沢山の駐在員家族が日本への大移動を繰り広げていると思う。
特に今のトルコの情勢じゃ、
お子さん連れの家族は日本に避難した方が安心出来ると思うし。
うちは子供いないけど、もしいたら多分イギリスに子供連れて帰っているだろうね、
なんてことをスーさんと話したばかり。

いいな日本の夏。
高校野球が大好きなので羨ましい(そこか)。
球児がらみで全然泣いてない。もう10年以上泣いてない。

スーさんも一応駐在員の端くれなので、
この「一時帰国、会社負担」のオプションはついているけど、
スーさんイギリス人だから帰国先もイギリス。私的に全然使えない。

トルコ赴任が決まった時に、
「女房が日本人なんです。一時帰国先も日本にしてくれませんか」
スーさんダメもとで人事に掛け合ったらしいけど、
ふふん、て鼻であしらわれたって。私が人事でもそうしていたと思う。

最近のスーさんは怒涛の旅行予約をかましていて、まずは9月のイギリス帰国。

あとはひたすらトルコ国内をbook(予約),book.

もともと今年の夏はトルコに居る予定だったし、
こういう状況だからこそトルコでお金を使いたいのもある。
(トルコの観光業が壊滅的なのです)

イズミル
Ordu
チャナッカレ
(イギリス人に非常に意味のある場所。この前の地中海クルーズで通過したけど、朝早い時間にもかかわらず沢山の乗船客がチャナッカレを見るために甲板に出ていた)

そしてまた出ました、どーん、黒海エリア。

黒海エリアのホテル、オンシーズンにもかかわらず部屋が残っている様子。

私たちがイオンの折り畳みテント持参で行くから待ってろ。

黒海エリア、私たち大好きなんです。海も景色も人も食べ物も。

この前20年ぶりに再会したトルコ人のK君にその話をしたところ、
興味深いことを教えてもらった。

どうやらトルコ人の中で黒海エリアの人達ってちょっと「違う」扱いになっていて、
彼らに対する「愛ある」ジョークが沢山あるそう。

スーさんが

「それってイギリス人が『ジョーディGeordie』をからかう感じ?」
「そうそう、それに近い」

イギリス生活が長かったK君が即答したからそんな感じ。
愛あるからかい。言葉にすると変な感じだけど。

日本ではそれに匹敵するエリア思い浮かばないけど、
決してバカにしている訳ではなくて、
黒海エリアの人達を愛しく思いつつ突っ込まずにはいられないらしい。

トルコ人K君の後ろ盾もあり、
ますます黒海エリアに愛を強める私たちである。

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