昨日Yenikapi方面で何かの記念式典があったらしく、
午後5時ごろから航空ショーが開かれた。

この場合の航空ショーは飛行機の展示じゃなく、
戦闘機のアクロバット飛行のことです。

我が家のベランダからバッチリ見えるので、
30分ばかりのショーを存分に堪能した。
堪能しすぎて写真無し。

超-----かっこいいドキドキドキドキドキドキ
電気ビリビリ。下手な映画より全然しびれた。
スーさんはずっと「トップガン」「トップガン」言ってた。

7基の戦闘機が三角のフォーメーションで勢い良く空を上ったかと思えば、
キリモミ状態で急落下。かと思えば急上昇。
かかってるGどんだけー。

歩道橋すら股間スースーさせながら渡る
(父親譲りの)高所恐怖症の私からしたら、もう神業。

「ああいうパイロットって、デモンストレーション専用なの?」

とスーさんに聞くと、

「とんでもない、彼らは立派な戦闘パイロットだよ。いつでも戦地に出る覚悟だ」と言われた。

話は突然さかのぼり、
2011年、毎年イギリスのボーンマス(Boournemouth)で行われる航空ショーで、
ショーの目玉であるRed Arrowsの演習中に一機が墜落する事故があった。

Red Arrowsが墜落すること自体、イギリス人には晴天の霹靂。
(レッドアロー=英国空軍のエリート中のエリート)

しかもその墜落機に乗っていたパイロットは、
そのまま落ちると住宅街に被害が及ぶことを瞬時に察して、
何も無い野原に方向転換したんだよね、、、。

奥さんは泣き顔を見せるコトなく、「(墜落死した)夫を誇りにしている」
って気丈に振る舞っていて。
それでこそ軍人の妻だった。
だから余計に国民全体が悲しみに沈んだ。

そういう記憶があるので、
死と背中合わせの危険の中でクルクル旋回する戦闘機を見て、
高まる胸を押さえられなかったトルコの航空ショーだった。

素晴らしいものを見せてもらった。

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