今住むトルコのアパートの台所のコンロは5つある。

イギリスの家なんて8つもある。 

だが悲しいかな。

私が一度に使いこなせるコンロは1つ
頑張ってもせいぜい2つまでである。

「自分の料理の手際は実は思っている以上に悪いのでは?」

専業主婦の今
台所に向かう時間も自然と増えたが、
コンロを使う度に毎回この疑問が頭をよぎる。

ちなみにもう1つ、
料理中に頭に浮かぶ言葉があって
玉ねぎを刻む時の「血液サラサラ」がそれ。

思うにこれは
1人暮らしを始めた時の台所環境が大きい。

学生でお金も無かったから
一口コンロを買って
最初の7年はそれで凌いでいた。
コンロ1つを基本にコツコツレパートリーを増やした。

だから主婦となった今でも
焼くと煮るを同時にこなすのに一苦労。

ほうれん草を茹でつつ、
ひじきを炒める時とか
かなり焦ってしまう。

だから5つのコンロを同時になんて
私から言わせたら
皿回しをしながらサッカーボールをドリブルし、
更にゴールを試みる位に神業レベルである。

私はこれ以外に
コンロで火を使いながら
野菜を切ったりの下準備が出来ないという
別の問題も抱えている。

切るなら切るで全てを切り終えてから
おもむろにコンロに向かわないと
その後のコントロールが効かなくなる。

そのようなわけで
私の料理は非常に時間が掛かる。

料理をしつつワインを飲むのが好きなので
出来上がる頃にはいつもグデングデンなのが
目下の悩みだ。


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