イギリスの引越し業者 3

今日はイギリスで引越し業者に接する際に、
どのようなものを差し入れるといいか、
今注目のおもてなし。
そのあたりをあくまでも私の経験範囲内でレクチャーしようと思います。

基本的に彼らは

魚並に飲みます。

繰り返します、

魚並です。

ガブンガブン。

それだけ汗をかいているということですが、
ここが英国的というか、
午前中は紅茶かコーヒー。

イギリスにはBuilder's teaという言葉がある位で、
ガテン系のお仕事とお茶は切っても切れません。

朝トラックが到着したのを確認したら、
まずはお湯を沸かしましょう。

2日目になると各人の飲み物の好みも分かるので、

「あのおでぶちゃんは紅茶に牛乳、砂糖は二杯」
「あの痩せぎすリーダーは紅茶と牛乳、砂糖無し」
「あの刺青はブラックコーヒー」

もちろんそんなことは口に出さず、

「おはようございます、昨夜はゆっくり休まれましたか？
　みなさんそれぞれ、昨日と同じマグカップにお茶作っておきました。
　今日もよろしくお願いします（笑顔）」

あなたの心の中のニックネームは心の中に留めること。

お茶淹れは暇している客である我々が積極的に。
同時に彼らの仕事ぶりにも目を光らせる。

我が家はスーさんがTea Boyとなってかいがいしく働いていました。
（一方の私はスーさんの車の後部座席で時折昼寝、、、）

彼らが自分達で作ることもあるので、
台所にお茶セットは用意しておきましょう。

彼らの消費カロリーが上がるにつれ、
飲み物は冷たいものに移行します。

冷たい飲み物は我が家の場合ファンタと（なつかしの）セブンアップの缶をしこたま冷やしておき、
「冷蔵庫を勝手に開けて飲んで下さい」
と伝えておきました。
彼らの好みはセブンアップ＞＞＞ファンタであったことも参考までに付け加えておきます。

そして忘れてはならないのはお茶請け。

彼らの好物はJaffa Cakeです、メモしておきましょう。
午前中だけで3本空きましたから大量にご用意を。

Jaffa Cakeというのはチョコレートがけの厚めのビスケットで中にオレンジジャムが入っています。

外見はこちら



Digestives Milkも有効。



ダークチョコ味もありますが、ミルクの方が人気。
どちらも血糖値の上昇に一役買います。
とにかく甘くて高カロリー、これがポイント。
これさえあれば彼らニコニコで働いてくれること間違い無し。

ちなみにお昼ご飯は用意しませんでした。

以上参考になりましたら。


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