現在3社に引越しの見積もりをお願いしている。

頼むのは「楽々パック」
梱包も開梱も全てお任せのやつ。

驚いたのはどの業者も

「梱包に4日かかる」

と言っていること。

はいいいぃ??

たかが大人2人+猫2匹が住む普通の一軒屋になんで4日もかかるのさ?!

実はあたし、昔引越し屋のバイトをしていたことがある。
引越しっていっても『エプロンサービス』、皿とか服とかこまごましたやつの梱包部隊ね。

当時、語学留学から戻ったばかりで超々金欠だったから、
平日は派遣で経理やって、週末は引越しの手伝い。
引越しの給料が毎週月曜に払われたから、なんとかそれで食い繋いでいた(涙)。

バイトは結構楽しくて、生活が軌道に乗ってもしばらく続けていたら、
いつのまにかシニアスタッフになっていた。

シニアになると1人で依頼主のところを訪問して梱包することも増え、
いろんな人間模様を見せてもらった。

離婚した夫婦のところで「妻の分だけ」梱包、とか。
当の依頼主は乳飲み子の世話で精一杯(涙)、だけど離婚。
せいぜい音立てないように気を使ったっけ。
エプロン業も結構深いのである。

話が長くなったが、元シニアスタッフの目から見ても4日は異常。
私が言いたいのはそれだ。

100歩譲って海外引越しだから、梱包内容を細かくリストアップしなきゃならないのかもしれない。
だったらまず、1日で終わらせるようにスタッフを増加するのが先じゃない。

加えて「楽々引越しサービス」を頼んだら、雑貨と一緒にトマトもラッピングされていた、
とも聞いているわたしは、イギリスの引越し業者に不安を募らせる一方だ。

あたしに時給払ってくれたら、
喜んでエプロンつけて梱包手伝うんだけどな。
イギリス人の3倍のスピードと丁寧さをお約束します。


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-英国発- 週刊!女将タイムス
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