皆が恐れる冬将軍、もとい冬時間がやってきたことで
夕方4時には真っ暗になってしまう、ここイギリス。

仕事は5時半にあがるが、
会社を一歩出ると襲われる暗闇に、
毎日大残業をしたような錯覚に陥る。

私の通勤路には結構深い森が含まれているのだが、
もちろん街灯なんていう文明の利器は無く、
冬時間に入ると「森運転」に慣れていないドライバーが増加して
毎晩イライラしている。

1.ビームは早めに消すこと

街灯が無いからビームを使うのだが、
使用の際の基本中の基本が、

「対向車にビームを向けない」

対向車の気配を感じたら、
両者が向かい合う前のタイミングで速やかに消す。

これを忘れる輩がほんとに多い。

私と通過した直後に「いけね」って消されても意味無いの。

特にカーブを曲がる時は
ビームを消してからターンしてもらいたい。
さもなきゃ対向者の運転手の視界、一気に真っ白です。


2.勇気を持ってアクセルを踏み込め

確かに森の運転は難しい。

中央車線はないし、
細くてクネクネだし、
森に住む野生動物が道路を気ままに横切るし、
時折大型ダンプやコーチも通る。

でも制限速度が60マイル(=96キロ)に設定されているのだから
頑張って50(=80キロ)は出して。

ううん、50は無理なら
大負けに負けて45はどうだ。
これ以上は悪いけど無理。

昨日制限速度の3分の1、つまり20マイル(=32キロ)を頑なに守る車に捕まった。

後続車はどんどん積もり、まるで大名行列のようになったが、
そういうノロノロ運転する人って
バックミラーを覗く余裕が無い人が殆どだから、
いつまでもマイペースを貫いてくれた。

イギリス人は基本的に他の欧州諸国と比べてもマナーがいいので
クラクションもなければパッシングも無し。
みな辛抱強く後に続くのだ。
誰しもみな早く家に帰りたいのに。
その辺の気持ち、ノロノロドライバーにはぜひ汲んでもらいたいところだ。

3.ライトのチェックはこまめに

フロントライトの片方が切れた状態で走る車。

遠くから見るとバイクが走行しているように見えます。

こちらも向こうから来るのがバイクか車じゃこちらの心積もりが違うんですよ。

すれ違う間際に車体が突然浮かび上がり、
車幅が2倍あるのでギョッとするのですが。

特に右側ライトが消えているのはビビるね。

定期点検はしっかりと。

以上森を通勤路とする田舎暮らしのアドバイスでした。



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-英国発- 週刊!女将タイムス
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