今週はえらく疲れた。
どこの会社でも同僚の休暇中にカバーに入ると思うが、
いやはや今回のそれはえらく曲者であった。
私が引き受けたのは
前日の売り上げデータを
システムから落としてエクセルで加工して
全社内にメールで配布するというもので
本来30分程度の仕事。
担当者であるS嬢はマニュアルもしっかり作成しており、
私はそれに従ってちまちま作業すればいいだけのはずだった。
が、
レポートの内容が直にセールスの給料に直結するからか
彼らの駄目だしときたら、もう!
私の不手際から生じるエラーならまだ分かるし
素直に反省して修正する。
だがどうにも解せないのは
レポートに対するクレームが
全てが全部、
何故ピンチヒッターの私に言ってくる?
今よりもっと前にSに言えよ
な内容だからたまったもんじゃない。
まずは今まで間違いに気付かなかった己の節穴の目を恥じるのが筋なのに
まるで鬼の首を取ったかのようにこっちを攻撃してくる。
我が社のトップもこのレポートには並々ならぬ興味を持っており、
私がポチっとレポートを送信した3分後に、
「女将!この数字はおかしい!」
プリントアウトしたレポートに殴り書きした数字を書き込んで持ってくる。
今じゃ
「女将!」
と来るや
「イエース、、、、、ホワット?」
死んだ魚の目で振り返るようになってしまった。
なぜかトップは嬉しそうで
「女将はこのレポートが嫌いなんだよなあ。あはははは、そうだよな!」
私の肩を揉みつつ大笑い。
セクハラで訴えますよ。
挙句の果てには
「レポートのレイアウトがおかしい」
とまで来た。
知るか。
何度も言うが私は単なるホリデーカバー。
毎日レポート作成してるだけありがたいと思え。
「気に入らないなら自分でレポート作れよ」
何度言いそうになったか。
例えば
「このアイテム、『TV』に分類されているけど本当は『ラップトップ』じゃないの?」
『TV』で最低2ヶ月はやってたし。
今ごろ言われても、ねえ?
「返品の個数の足し算がどうもおかしい」
返品は別に
私がカバーしている今週だけに限ったことではないと思うが。
一事が万事こんなんで
いじめか?
これが噂のいじめってやつか?
そんな考えが頭に浮かんだが
「奴ら、毎回ピンチヒッターを攻撃して来るんだよ。
Sの時はさ、何も言わない。
(そう言われるとSは普段、レポートさっさと送付して、その後涼しい顔して別の仕事をしている)
多分普段と違う奴が作っている、っていうのが彼らの注意をひくんじゃないか。
だから女将だからわざと、とかじゃなく僕も散々やられたから」
P君(英国人)が言う。
本来S嬢が休むときのレポートのカバーはP君がやっていて、
「2人が同時に休んだときのために」
カバーの2番手としての私の起用であったはずなのに。
なのに現実は
「提出が遅れるとセールがせっつくから」
半ば強制的に
朝8時出社を余儀なくされ、
私の機嫌、というか寝不足は日増しに悪化していった。
最初は30分仕事だと思っていたのに
まさかこんなに自分の時間を取られるとは。
しかも皆が皆ここぞとばかりに粗探し。
これじゃクサるのも当然だと思いませんか?
私としてはレポートのために早朝出社しているだけで
既にかなり貢献していると思うし、
マニュアルどおりに作ってて文句くるなら、
それはマニュアルを作ったSのところに抗議するべきだと。
仕事を割り振った上司はまるで腫れ物を触るように私に接し、
セールスからの攻撃を受けるや
「女将、あとはPに任せろ」
結果P君は一日の大半をその(クソ)レポートに費やすことになったから気の毒なものだ。
途中上司も加わりFワードてんこもりで格闘していた。
私達にだって各々受け持つ本来の仕事があるのだ。
「出社早めた分、早く帰っていいから」
上司は言うが、
私も自分の仕事をやっつけないで帰れないから
ゆえに連日残業。
もちろん日本の企業戦士のそれにほど遠いが、
セールス達から連日与えられるプレッシャーで毎日ぐったり。
だから金曜日を迎えることが出来、P君とバンザイ。
もうレポートは勘弁。
私はつくづく
貸借対照表相手に数字合わせているほうが性に合っているようだ。
みなさんどうぞ良い週末を。
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どこの会社でも同僚の休暇中にカバーに入ると思うが、
いやはや今回のそれはえらく曲者であった。
私が引き受けたのは
前日の売り上げデータを
システムから落としてエクセルで加工して
全社内にメールで配布するというもので
本来30分程度の仕事。
担当者であるS嬢はマニュアルもしっかり作成しており、
私はそれに従ってちまちま作業すればいいだけのはずだった。
が、
レポートの内容が直にセールスの給料に直結するからか
彼らの駄目だしときたら、もう!
私の不手際から生じるエラーならまだ分かるし
素直に反省して修正する。
だがどうにも解せないのは
レポートに対するクレームが
全てが全部、
何故ピンチヒッターの私に言ってくる?
今よりもっと前にSに言えよ
な内容だからたまったもんじゃない。
まずは今まで間違いに気付かなかった己の節穴の目を恥じるのが筋なのに
まるで鬼の首を取ったかのようにこっちを攻撃してくる。
我が社のトップもこのレポートには並々ならぬ興味を持っており、
私がポチっとレポートを送信した3分後に、
「女将!この数字はおかしい!」
プリントアウトしたレポートに殴り書きした数字を書き込んで持ってくる。
今じゃ
「女将!」
と来るや
「イエース、、、、、ホワット?」
死んだ魚の目で振り返るようになってしまった。
なぜかトップは嬉しそうで
「女将はこのレポートが嫌いなんだよなあ。あはははは、そうだよな!」
私の肩を揉みつつ大笑い。
セクハラで訴えますよ。
挙句の果てには
「レポートのレイアウトがおかしい」
とまで来た。
知るか。
何度も言うが私は単なるホリデーカバー。
毎日レポート作成してるだけありがたいと思え。
「気に入らないなら自分でレポート作れよ」
何度言いそうになったか。
例えば
「このアイテム、『TV』に分類されているけど本当は『ラップトップ』じゃないの?」
『TV』で最低2ヶ月はやってたし。
今ごろ言われても、ねえ?
「返品の個数の足し算がどうもおかしい」
返品は別に
私がカバーしている今週だけに限ったことではないと思うが。
一事が万事こんなんで
いじめか?
これが噂のいじめってやつか?
そんな考えが頭に浮かんだが
「奴ら、毎回ピンチヒッターを攻撃して来るんだよ。
Sの時はさ、何も言わない。
(そう言われるとSは普段、レポートさっさと送付して、その後涼しい顔して別の仕事をしている)
多分普段と違う奴が作っている、っていうのが彼らの注意をひくんじゃないか。
だから女将だからわざと、とかじゃなく僕も散々やられたから」
P君(英国人)が言う。
本来S嬢が休むときのレポートのカバーはP君がやっていて、
「2人が同時に休んだときのために」
カバーの2番手としての私の起用であったはずなのに。
なのに現実は
「提出が遅れるとセールがせっつくから」
半ば強制的に
朝8時出社を余儀なくされ、
私の機嫌、というか寝不足は日増しに悪化していった。
最初は30分仕事だと思っていたのに
まさかこんなに自分の時間を取られるとは。
しかも皆が皆ここぞとばかりに粗探し。
これじゃクサるのも当然だと思いませんか?
私としてはレポートのために早朝出社しているだけで
既にかなり貢献していると思うし、
マニュアルどおりに作ってて文句くるなら、
それはマニュアルを作ったSのところに抗議するべきだと。
仕事を割り振った上司はまるで腫れ物を触るように私に接し、
セールスからの攻撃を受けるや
「女将、あとはPに任せろ」
結果P君は一日の大半をその(クソ)レポートに費やすことになったから気の毒なものだ。
途中上司も加わりFワードてんこもりで格闘していた。
私達にだって各々受け持つ本来の仕事があるのだ。
「出社早めた分、早く帰っていいから」
上司は言うが、
私も自分の仕事をやっつけないで帰れないから
ゆえに連日残業。
もちろん日本の企業戦士のそれにほど遠いが、
セールス達から連日与えられるプレッシャーで毎日ぐったり。
だから金曜日を迎えることが出来、P君とバンザイ。
もうレポートは勘弁。
私はつくづく
貸借対照表相手に数字合わせているほうが性に合っているようだ。
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