専業主婦だった時分
スーさんは散々私に
「どうせ一日中家にいるんだから家事頼むよね」

そうのたまっていた。

「だって僕仕事してるんだもん。すごく忙しいんだもん」

なのに私が仕事を始めてからも
私の家事負担率が変わったとは思えないのだ。

朝起きてスーさんのベーグル、
私のコーヒー、
そして二人分の弁当を準備。
シャワーを浴びて化粧もする。
帰宅して食器を洗って晩ご飯の用意。
猫の世話は私だし
洗濯も掃除も私。
スーさんはせいぜいベッドメーキングと週1回のゴミ出しと
ヤムの目薬点眼時に抱っこする位のもんだ。

「だって仕事忙しいんだもん」

スーさんの言い訳は相変わらずこれだ。

(仕事が忙しいかどうかなんて結局本人にしか分からないわけで
他の人と比べることなんて出来ないのに。
確かに私の仕事はクソつまんねーけど、
それでも12時間近くを仕事がらみに費やしているんだ。
今までと同じ家事量を求められても困る)

我慢の限界を超えた私は言った。

「Your excuse is no longer valid ( スーさんの言い訳はもう通用しないから)」

それが通じたのか以後私が不満を表すとすんなり手伝ってくれるようになった。

今日も1日、2人で出かけて買い物して、

帰宅後私は買った食料品を冷蔵庫に詰めたり
猫の世話したり
庭仕事したり
溜まった食器を洗ったり
洗濯物を取り込んだりで
座る暇がない。

(ったくスーさんはなーにやってんだよ)

イライラして居間にいったら、、、、、

裁縫していた。

私が買った古着のジャケットのボタンを全てつけ直してくれていた。

そういえば私、結婚してからこっち
裁縫したことなかった。
全部スーさんがやってくれていたのであった。

裁縫、これは家事に含めるべきか。

だとしたら私かなり不利になるかも。


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-英国発- 週刊!女将タイムス
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