ギンギラギンにさりげなく先週から会社勤めをしています。

世間で言う『お勤めレディー』。
略してOL。

化粧品とクレンジングの減りに加速がついてる。

仕事の依頼は突然も突然。

月曜の朝、掃除機をかけてるところに派遣会社から電話をもらい、

「今から出れない?」

っておい。

あたしゃスーパーマンでも
タクシーでも
JAFでも
ましてやアッシーでもない。

それに月曜はピアノのレッスン。

目先の時給より情を取る女なのだよ私は。
舐めてもらっちゃ困る。

やんわり諭し翌日からと相成った。

だから面接無し。

こっちもギャンブル。
あっちもギャンブル。

簡単な仕事説明と連絡先渡されて。

とりあえず『ハケンの品格』見てイメトレして。

寝しなに思い出す派遣の営業の言葉。

「前任者のスキルがイマイチで、あちらさん疑心暗鬼になっちゃってて。なんとか挽回したいの」

ブランク2年半の女に言う言葉か、それ。

7ケタの郵便番号をカーナビにインプットして出動。

BGMはあややで。
ユーミンは微妙に落ちる。

契約は超短期だし、
仕事内容は泣きたくなるほど単純。

前任者がなぜアウトだったかマジ分からない。

ここは小銭稼ぎ&派遣会社への恩売りと割り切り、

フリスク、バリバリ噛み砕きーの、
ブラックコーヒー、ガブガブいきーの

それでもあくび1日100回はしてる。

噛み殺してるけど3%は出てる。

今日上司がこっそり横に来たから
てっきりアクビを注意されると思いきや、

「あのさ、もっと頻繁に休憩してもらっていいんだよ」

タバコ再開しようかなあ。


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-英国発- 週刊!女将タイムス
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