先ほどヤム(飼猫)を動物病院に連れて行きました。

以前から結膜炎気味で
医者に貰った目薬点眼を3日前から再開したんです。

1日目 問題なし
2日目 問題なし
3日目 点眼後激しく目をこすり、左目お岩さん化。

ほんの30分ほどの出来事でした。
瞼がパンパンでKO負けしたボクサーのようにも見えた。

私の点眼のやり方が悪かったんじゃないかと落ち込みましたが
幸いにも翌朝には腫れは引いていました。

でもなんだか眼球が全体的に白っぽくて
強くこすり過ぎて傷を付けたんじゃないかと思い
今朝医者のところへ。

うちにはもう1匹チャという猫がいるんですが
ヤムは医者がかりなのに
チャは年に1度のワクチン注射の時位しかお世話になりません。

同じ農場で同じ母親から生まれ
同じボランティアに一時期世話になり
同じ日に同じ飼い主のもとに引き取られ
同じ家で同じ食事と寝所を与えられ
同じ時間に起きて同じ時間に寝てるのに
なんでこうも違うのか。

お腹壊したり
キャットファイトで怪我したり
歯茎腫らしたり
乳歯抜けなかったり。

いやはやバラエティーに飛んでいます。

でも動物病院の受付嬢が言ってたけど
こういうことって良くあるみたいですね。

チャは財布に優しい猫。
ヤムは優しくない猫。
どっちもかわいいことには変わりはありません。

心配していた診断ですが新たに別の目薬が渡され
1日2回だった点眼が6回に増やされました。
哀れなヤム。
目薬大っ嫌いなのに3倍だ。
でもこれで良くならないと今度は2時間おきだぞ。

面白かったのが獣医に注意点を言われている時に

「目ヤニが出た時は紅茶をコットンに浸して拭いてください」

すっげーイギリス的。
日本人の梅干信仰に通じるものがある。(例:焼いた梅干をこめかみに貼る)
思わず爆笑したら
「ミルクは入れないでね」って
そりゃそうだ。
紅茶じゃなきゃダメなのか
緑茶はどうなのか聞いてみりゃ良かった。

病院といえば毎回バスケットにヤムを押し込むのに苦労するんです。
今日もくの字に折り曲げてムリヤリ。

なのに診察台に上がるとバスケットから出やしない。
ひっぱり出そうとすると
ダックスフンド並に上半身を伸ばして抵抗を試みます。

あんたあんだけ入るの嫌がってたくせにって毎回思う。

診察が終わるとバスケットに飛び込み
自ら扉をも閉めそうな勢い。

またいつものように車の中でニャーニャー鳴かれたんですが
奇しくもBGMが上田正樹の『悲しい色やね』

♪泣いたらあかん
♪泣いたら
♪せつなくな~るだけえ

イギリスの田舎でこんなもん聞く私も私ですが
ヤムの悲しげな泣き声と見事にシンクロして感動すら覚えました。
「ほら正樹が言ってるから静かにしな」
もちろん聞いちゃいませんでしたが。

っと点眼の時間なので今日はここまで。


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-英国発- 週刊!女将タイムス
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