週に1度のピアノレッスン。

持ち時間1時間のうち、その4分の1が無駄話に終わっていることに
女将&先生双方が薄々気づき始めている今日この頃。

この前はシャーロックホームズで有名なコナン・ドイルの墓が
地元New Forestのひなびた教会にあるという話になり、

「あたし行った事ある」
「ちっさい教会でさ」
「ちっさかった」
「周りなんもなくてさ」
「ないない」
「だからいいっちゃいいんだけど」
「日本だったらシャーロック饅頭とかご当地キティとか、
金儲けでギラギラしたみやげ物屋のノボリでうるさくなるのがお決まりだけど」
「なんもなくてさ」
「そうそう」
「ドイル自身New Forestにゆかりがあるってわけでもないんだよね」
「えーー??じゃあなんでまたあんなとこに」
「なんでかね」
「ベイカー通りにあったほうがまだしっくりくるのに」
「確かに」
「あれじゃない?パトロンの地元がこっちだったとか。ドイルって結婚してたっけ?ゲイ説とか出てない?」
「・・・・・・・・・。さーさー無駄話はこのくらいにして、課題の進み具合はどんな感じ?」

ピアノの先生ジョン、推定40代&独身。

『ザ・清貧~無欲に生きる』の看板を背後にそっと据えたくなるような、
ストイックな雰囲気を醸し出している男性です。

レッスンに使う古びたピアノの横に巨大パイプオルガンが鎮座し、
その重厚な音色は、聞くものを厳かな気分にさせます。

サイズ&音量ともに日本の一般家庭では絶対に持てない代物を繰るトム・ヨーク似のジョン。

最初はとっつきにくかったけど、
実はおしゃべり好きだと分かってからは女将の世間話の相手になってもらってます。

その日も例によって例のごとくおしゃべりに花を咲かせていたところに、
ジョンから日本に関する意外な質問が。

いや意外どころか

「出たー!これで何度目?」

女将にはすっかりおなじみの質問で、それがジョンから出たことに驚かされたんだけど。

ストイック・ジョンが気になる日本のある慣習とは?

答えは次回。

 
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