「女将は結婚ってするべきだと思う?」

スーさんの地元の友人達とパブで夕食を共にしている時でした。

女将の隣に座るPが突然投げかけてきた質問。

「結婚はするべきだと思う?」

女将はその時点でかなりの酒を飲んでいた。
飲んでるなりに考えた。

「うーん、、、、、1つの経験としてやっといてもいいんじゃない」

なんだその、高校最後の夏休みを迎える女子高生みたいな答えは、と思わなくも無かったけど、
それが正直な気持ちなんだなあ(すみません、最近椎名誠を読みました)。

「そうよね、そうよね」

真顔でうなづくP。

ちょっと待て。

あなたは私よりもひとまわり年上で、息子3人を立派に育て上げた、バツイチのシングルマザーじゃないか。
そのあなたが、結婚2年目のひよっこ女将になぜそのような質問を投げかけるのだ。

女将の場合、「このまま結婚もせずに過ごすのかもなあ」と長年思ってたし、
それでも別に良かったし、
スーさんとはもちろん好き合って結婚したんだけど、
国際結婚にありがちな大恋愛の末とか、
遠距離恋愛の果てとかいう盛り上がりも特に無く、
両者のその時の状況がうまく結婚にマッチしていたというのが一番の理由でして、
だから周りはザッパーンザッパーン大波荒れ狂う嵐を「君」「あなた」と呼び合う中、
2人波打ち際で潮干狩りしながら「あさりも結構採れたしさ、うち来て一緒に食べる?」「そうだね」
位の勢いでの結婚だったわけ。
それでもうちらは十分夫婦として満足しているんだけど。

とにかく。

そんな女将の答えは飲んでいようと無かろうと、やっぱり同じだったと思うんだなあ。(椎名再び)

「いいよぉ、結婚。オ・ス・ス・メ・ですぅ~」

なんて言うことは、まず、ない。

スーさんのこと本当はそんなに好きじゃないの?なんて思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
半端な愛情だったら、大都会出身の女がこうして田舎暮らしを続けてないってことで。

Pはどうやら「結婚したい!今すぐしたい!」モードのよう。

息子達も手がかからなくなったし、
長年付き合う彼氏もいることだし、
仕事も家も持ってるし、
なんら障害があるとも思えない。

でもなんでまた結婚したいんだろうって女将は思った。

別にしたところで今となんら生活は変わらないと思うんだけど。

彼女には違うのかな。

それがなんなのか、結婚2年目の女にはまだ早過ぎる課題のようです。


結婚論の後はパイ2個焼きと草取りが待っている(明日来客)
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