昨日のやつ 、別に落ち込むほどのことでもないじゃん。

鼻息で笑い飛ばすほど元気回復の女将です。一晩寝て心機一転!

久々に体重を量ったら1キロ減っていたし、馬鹿セールス女のことは忘れて今日も庭仕事に精を出します。

シティーガールのイギリス田舎生活 シティーガールのイギリス田舎生活

このところ日に日に気温が上がり、空気が柔らかくなるのを肌で感じるようになりました。

そうなると家に閉じこもり気味だった猫達の外出時間も自然と長くなり、おのずと獲物を捕まえてくる可能性も上がるわけでして。

昨日はヤムが、手のひらサイズの大きなカエルを捕まえてきました。手がフック船長みたいだったからツメガエルってやつかな。

どう見てもあの世に行っていたので、とりあえず朝食のベーグルを食べあげることにしました。慌てたところでどうなる訳じゃなし、お陀仏蛙はキッチンの床に放置です。女将、鳥は駄目だけど、爬虫類は全然平気。

(うーん、ベーグルベーグル3とマーマイトマーマイトの組み合わせって絶妙)

ふと妙な空気を感じ、キッチンに目をやりました。

(・・・・・え??移動した??

確か冷蔵庫前でひっくり返っていたはずなのに、今はなぜか起き上がって腰を下ろしたポーズ。
猫が動かした可能性も考えましたが、二匹とも既に次の獲物を捕まえに姿を消していました。

(いやいや、死んでるんだから動くわけがないよな)

再びベーグルに注意を戻し、摂取を続ける女将

(ベーグルって煮る手間がめんどいよな)

そこでまたキッチンに目を向けてみると、、、

(・・・?距離縮まった?

しかし女将がじっと目をこらしても、蛙は全く微妙だにしません。
それは言ってみれば、女将と蛙が織り成すだるまさんがころんだ転んだ

(生きてるなら、逃がさなきゃ!!)

台所にダッシュで向かった女将が見たものは、手足をばたつかせる蛙でした。
冬眠明けで寝ぼけていたところを捕まえられ、ショックで気を失っていたようです。

「ごめん、本当にごめんね」

はてさて今日は猫達、一体何を捕まえてくるのやら。