スーさんがチャリティーショップでこんなものを買ってきました。
新品&箱入りの西陣織の財布 しめて4ポンド(約500円)
侮るなかれ、チャリティーショップ
チャリティーショップで売られている商品のほとんどが個人宅の不用品で構成されているので、これも日本土産で貰ったものの、趣味に合わず寄付に回されたと推察されます。
西陣織のどこが悪い?
これ日本で買ったら結構な値段になると思うんだけど・・・。
綺麗に包装し直して、スーさんのお母さんへのプレゼントに決定です。
息子の嫁が日本人ってことで、有無は言わせません。女将もね、「自分が使ってもいいかなー、素敵じゃんコレ」って思ったんだけど。でもお義母さんが使うっていうんなら涙を呑んで引き下がります。いい、いいってほんと、使って下さい。女将は今のジミー・チューの財布で十分ですから。
さて、昨日の記事でマサイ族のことに触れたので、今日も引き続き引っ張っていこうと思います。
「ええーーー、またぁ?」って言ったあなた、マシ・オカに似ていますね。
言っておきますけど、これは女将の中で最上級の侮蔑の言葉ですから。しかし良く見るとこの人、男女どっちでも通りますね。このハンパなところがまた女将の神経をイラ立たせます。
マサイ族のみなさんと接して女将が感じたのは、
『彼らは本当に純である。それはまるで、生まれたばかりの子馬のようだ』
それと同時に、
『ワケ分かんない』
キャンプ滞在最終日、朝のクルージングにアメリカからお越しのご夫婦が同乗しました。ヌーの大移動を見に来たリピーターだそうです。途中の休憩でなぜか突然、旦那さんが皆に手品を披露し始めました。スポンジのボールが一瞬でウサギに変わる、王様のアイデアに置いてありそうな代物。(女将は親ウサギから子ウサギが次々生まれる手品に挑戦して、断念した過去あり)
(イメージ図)
「うちの主人、歯医者なのよ。泣き喚く子供の患者さん用にっていつもこれをやってるんだけど、まさかサファリで見ると思わなかったわ」
恥ずかしがる奥さんをよそに、旦那さんは次々とウサギを取り出していきます。ある時は手の平から、ある時はガイドのマサイ族、ペトロの耳の穴から。
(この人場慣れし過ぎ。奥さんも恥ずかしる前に、旦那の普段の仕事ぶりを懸念した方が)
スレた女将はねたみもあり、少々冷めた目で見ていました。一方ガイドのペトロは
「すげーーー!何で耳からウサギが???あり得ない!」
マジシャンにとって最高の食いつき。(玉ん中に仕込まれてんだよ by女将)
「もう1回!何かかがおかしいんだけど、それが何かが分かんない!」
食い入るように歯医者の手を見つめ、そして自分の頭のてっぺんからウサギが次々。
「くっそーーーーー!やっぱ分からない。もう1回!」
おい、サファリはどうした。
「お願い!このマジックを教えて。村のみんなに披露して驚かせたいんだよ」
すると、それまで黙って見ていたドライバー(マサイ族)が「僕も習いたい」 と言い出しました。
慌てるペトロ。村に2人もマジシャンはいらない。
「いや、僕が習うから。僕がみんなに披露して度肝抜かすんだ」
「僕の方がうまくいく」
「何言ってんの?僕だよ。なんだったら牛の血を賭けてもいい!!!」
それまでジン・トニックを飲みながら聞くともなしに聞いていた女将でしたが、これには手が止まりました。
今、なんて言いましたか?
同時に「マサイ族の財産はお金ではなく牛の数で決まります。牛を何頭持っているかで、嫁の数も決まる。牛の数=男の甲斐性です」と言った別のガイドの言葉を思い出しました。
「血は見たくない」という歯医者のご主人のひと言でこの件はうやむやになりましたが、マサイ族はいまだ女将にとって神秘的な人達です。
本日もご来店ありがとうございました
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新品&箱入りの西陣織の財布 しめて4ポンド(約500円)
侮るなかれ、チャリティーショップ
チャリティーショップで売られている商品のほとんどが個人宅の不用品で構成されているので、これも日本土産で貰ったものの、趣味に合わず寄付に回されたと推察されます。
西陣織のどこが悪い?
これ日本で買ったら結構な値段になると思うんだけど・・・。
綺麗に包装し直して、スーさんのお母さんへのプレゼントに決定です。
息子の嫁が日本人ってことで、有無は言わせません。女将もね、「自分が使ってもいいかなー、素敵じゃんコレ」って思ったんだけど。でもお義母さんが使うっていうんなら涙を呑んで引き下がります。いい、いいってほんと、使って下さい。女将は今のジミー・チューの財布で十分ですから。
さて、昨日の記事でマサイ族のことに触れたので、今日も引き続き引っ張っていこうと思います。
「ええーーー、またぁ?」って言ったあなた、マシ・オカに似ていますね。

言っておきますけど、これは女将の中で最上級の侮蔑の言葉ですから。しかし良く見るとこの人、男女どっちでも通りますね。このハンパなところがまた女将の神経をイラ立たせます。
マサイ族のみなさんと接して女将が感じたのは、
『彼らは本当に純である。それはまるで、生まれたばかりの子馬のようだ』
それと同時に、
『ワケ分かんない』
キャンプ滞在最終日、朝のクルージングにアメリカからお越しのご夫婦が同乗しました。ヌーの大移動を見に来たリピーターだそうです。途中の休憩でなぜか突然、旦那さんが皆に手品を披露し始めました。スポンジのボールが一瞬でウサギに変わる、王様のアイデアに置いてありそうな代物。(女将は親ウサギから子ウサギが次々生まれる手品に挑戦して、断念した過去あり)
(イメージ図)

「うちの主人、歯医者なのよ。泣き喚く子供の患者さん用にっていつもこれをやってるんだけど、まさかサファリで見ると思わなかったわ」
恥ずかしがる奥さんをよそに、旦那さんは次々とウサギを取り出していきます。ある時は手の平から、ある時はガイドのマサイ族、ペトロの耳の穴から。
(この人場慣れし過ぎ。奥さんも恥ずかしる前に、旦那の普段の仕事ぶりを懸念した方が)
スレた女将はねたみもあり、少々冷めた目で見ていました。一方ガイドのペトロは
「すげーーー!何で耳からウサギが???あり得ない!」
マジシャンにとって最高の食いつき。(玉ん中に仕込まれてんだよ by女将)
「もう1回!何かかがおかしいんだけど、それが何かが分かんない!」
食い入るように歯医者の手を見つめ、そして自分の頭のてっぺんからウサギが次々。
「くっそーーーーー!やっぱ分からない。もう1回!」
おい、サファリはどうした。
「お願い!このマジックを教えて。村のみんなに披露して驚かせたいんだよ」
すると、それまで黙って見ていたドライバー(マサイ族)が「僕も習いたい」 と言い出しました。
慌てるペトロ。村に2人もマジシャンはいらない。
「いや、僕が習うから。僕がみんなに披露して度肝抜かすんだ」
「僕の方がうまくいく」
「何言ってんの?僕だよ。なんだったら牛の血を賭けてもいい!!!」
それまでジン・トニックを飲みながら聞くともなしに聞いていた女将でしたが、これには手が止まりました。
今、なんて言いましたか?
同時に「マサイ族の財産はお金ではなく牛の数で決まります。牛を何頭持っているかで、嫁の数も決まる。牛の数=男の甲斐性です」と言った別のガイドの言葉を思い出しました。
「血は見たくない」という歯医者のご主人のひと言でこの件はうやむやになりましたが、マサイ族はいまだ女将にとって神秘的な人達です。



