年明け早々、ブライトン(Brighton)へ一泊旅行に行っていました。我が家から車で2時間程にもかからず、実は女将、ブライトンは初めて。とある高級レストランが、期間限定でお得なメニューをやっているのを知り、それを試すついでに泊まっちゃえ!ってのが事の次第です。

メニューは2コースで15ポンド(約2,000円)。しかもワインのボトル付き。だったら行くでしょ。
泊まった安ホテルもシャンパンボトル&フルーツ盛り合わせ付き。四の五の言わずに行くでしょ。

ブライトンは海辺のリゾート地として有名なので、冬場の閑散期はどこも客集めに必死。上述のサービスもその一環のようです。飲みきれなかったワインは持ち帰り出来たし、シャンパンもしかり。ただしシャンパンのコルクは既にふっとんでいたので、紙ナプキンで栓したのですが、見た目が火炎瓶にそっくりでした。

ロンドンへの通勤圏内のリゾート地ということもあり、ブライトンはとても人気がある街です。ゆえに不動産が高い=金持ちが集まる。シティーセンターも、小ぶりとは言え、高級ショップはしっかり押さえている印象を持ちました。

セレクトショップも数多くあり、嬉しいことにそのどれもがセール中。既にクリスマス明けのセールでいくつか購入していた女将でしたが、どれもが小粒。そのフラストレーションが、今日炸裂しました。

ジミー・チュウ( Jimmy Choo)の財布 £279→£139(約18,000円)
シティーガールのイギリス田舎生活

グッチ(Gucci)のニーハイ・黒ブーツ £579→£189(約25,000円)
シティーガールのイギリス田舎生活
円高だと余計に安く見えますね。

買い物の成果に大満足の女将、ついでにこちらも手に入れました。
シティーガールのイギリス田舎生活
フリー(無料)のタウン誌です。

実はブライトンは、ゲイの人達が多く住む街としても有名なんです。

スーさんに付き合って、男物のブティックにも寄りましたが、グッチ&プラダのショルダーバッグがいっぱい!ついでにグッチの野球帽のようなキャップも。どれもエルトン・ジョンが身に着けているのを想像したらぴったりくる代物。イギリスでは、

ショルダーバッグ=ゲイ

というイメージが、いまだ根強く残っているのです。

最近はファッションの一部としてショルダーバッグをあえて使うノーマルな男性も増えてきているとはいえ、やはり王道は、、、なのです。

日本に行くと、ショルダーバッグを提げた若い男性の余りの多さに戸惑う、ってスーさんが言っていました。ノン気のスーさんですらそうなんだから、エルトン・ジョンが来日公演した時とか、お付きの人、彼を抑えるに骨折っているんじゃないでしょうか。

実際、今日一日街を徘徊しただけでも、カフェやチャリティーショップなどで、かなりのゲイの方達に遭遇しました。一貫して皆さん、サービス精神旺盛。一緒に働きたいかも。

誰しも年を取るんだから当然のことなんですが、結構お歳を召したゲイカップルの方達が多くて、それが印象的でした。今でこそ同性同士の結婚を認めているイギリスですが、それ以前からゲイとして生きてきた彼らの年輪みたいなものが垣間見えました。

女将はゲイの方達に対しては、「自分に害が無ければ結構」な立場なので、特別眉をしかめることもないですが、「色々苦労もあったんだろうな。その辺の話、飲みながら聞いてみたいな」位の興味はあります。こちらからあえて積極的に接触することはありませんけどね。

気になるタウン誌の中味ですが、結構刺激が強いです。特に広告部分。

女将のブログは(多分)良い子も読んでいると思うので、公表は控えさせてもらいます。
「どうしても見たい!」方は、どうぞブライトンまでおこし下さい。


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