こんにちは
ここ最近寒さが一段と厳しくなり、朝は庭の芝生が真っ白に凍るようになりました。日が昇るにつれて、それがキラキラ光り、裏の牧草地の遠く向こうは湯気が登って、ほんのりピンク色になります。
その景色はとても幻想的。
「こういうのは毎日見ても飽きないな」
なんて思いますが、もちろん暖房が効いた部屋から見るならば、の条件付です。
今朝はそんな感じでスタートしたのですが、いやはやその後、えらい目に会いました。
覚えてますか?今日はヤムの乳歯を抜く手術の日。
病院には朝10時に来るように言われていました。車で5分ほどなので10分前にヤムを猫用キャリーに入れ、女将カー(=女将の自動車)へ。が、車のドアを開けようとして思わず舌打ちしました。
車の窓が凍っている!
分厚い氷がカサブタのように貼り付いています。『時間無いのに!』 ヤム入りキャリーを後部座席に置き、スクレイパーで氷をはがしていく女将。(『猫の手も借りたい』状況とはこのことじゃないか)
両方の二の腕が痛くなるほどこすり続け、なんとか排除完了。既に約束の時間を過ぎています。
早く行かなきゃ。車のエンジンをスタートさせようと、キーをひねりました。
ウキキキキキッ!ウキキキ・・・。キキッ! (シーーーーン)
エンジンが凍っている!

なんで先に言ってくれない、女将カーよ!
車を諦め、歩いて行くことにしました。既に10時を過ぎていたので、小走りです。
キャリーの中では不安そうに声を上げるヤムが、前に後ろにと動き回り、ゴトンゴトンと音を立てます。何かのはずみでロックしたドアが開くとも限らない。そのまま森に逃げ込んだりしたら、、、、。ただでさえこのキャリー、粗大ゴミ置き場の売店で1ポンドで買った中古品。
『なんの理由もなく、前の持ち主がこのキャリーを捨てるはずないもんなあ』
そう思うと、とてもハンドルだけを持って歩く気にはなれず、両手で抱えて走りましたよ!
親指でドア押さえて!
あっという間に、全身汗びっしょり。『こりゃ日課の散歩も今日はする必要ないな』
そんなことを考えつつ、キャリーをあまり揺らさないように気をつけているため、背中も痛くなり始めました。ゴール(病院)はまだ先。
と、そんな一人トライアスロン状態の女将の横を、一台の車が通り過ぎ、数メートル先で停まりました。
助手席のドアが開いて、出てきたのは老婦人。
「あなた、この先の動物病院に向かっているの?」
「ゼエハア、ゼエハア、、、、そ、そうですけど(なんで分かったんだ?ってキャリーか)」
「乗っていきなさいよ」
「!!!!!!」
ああ、私ってば超ラッキー!!
「狭くってごめんね」という運転席のご主人に言われながら、ギュウギュウ後部席に乗り込んだ女将とキャリー(とヤム)。車だとあっという間。奥さんはわざわざ女将のためにドアまで開けてくれました。
「悪いけど、帰り道は送れそうになけど(笑)猫ちゃん手術がんばってねー」
そうしてご夫婦は去られました。
ただでさえ歩行者がいない道路を、小走りに走る人、それもキャリー抱えて。嫌でも目立つよな。
しかも女将の場合、それに「でかいアジア人女」が加わるし。人の情けに助けられた一幕でした。
と、ここで終わると思ったら大間違い。
無事ヤムを病院に預け、家に戻った女将。嫌な予感がして女将カーのエンジンの再度入れてみると。。。
ウキッ!ウキキキ!・・・・・・・ブルンブルン ブボボボボボボ・・・。
かかってやんの!!
今日は女将カーに振り回されました。でも帰りは車でヤムを迎えに行けそうです。
なんとか1位を保ち中。でもやじろべえ状態なのねん。
エネルギー注入よろしくお願いします
ここ最近寒さが一段と厳しくなり、朝は庭の芝生が真っ白に凍るようになりました。日が昇るにつれて、それがキラキラ光り、裏の牧草地の遠く向こうは湯気が登って、ほんのりピンク色になります。その景色はとても幻想的。
「こういうのは毎日見ても飽きないな」
なんて思いますが、もちろん暖房が効いた部屋から見るならば、の条件付です。
今朝はそんな感じでスタートしたのですが、いやはやその後、えらい目に会いました。
覚えてますか?今日はヤムの乳歯を抜く手術の日。
病院には朝10時に来るように言われていました。車で5分ほどなので10分前にヤムを猫用キャリーに入れ、女将カー(=女将の自動車)へ。が、車のドアを開けようとして思わず舌打ちしました。
車の窓が凍っている!

分厚い氷がカサブタのように貼り付いています。『時間無いのに!』 ヤム入りキャリーを後部座席に置き、スクレイパーで氷をはがしていく女将。(『猫の手も借りたい』状況とはこのことじゃないか)
両方の二の腕が痛くなるほどこすり続け、なんとか排除完了。既に約束の時間を過ぎています。
早く行かなきゃ。車のエンジンをスタートさせようと、キーをひねりました。
ウキキキキキッ!ウキキキ・・・。キキッ! (シーーーーン)
エンジンが凍っている!


なんで先に言ってくれない、女将カーよ!
車を諦め、歩いて行くことにしました。既に10時を過ぎていたので、小走りです。
キャリーの中では不安そうに声を上げるヤムが、前に後ろにと動き回り、ゴトンゴトンと音を立てます。何かのはずみでロックしたドアが開くとも限らない。そのまま森に逃げ込んだりしたら、、、、。ただでさえこのキャリー、粗大ゴミ置き場の売店で1ポンドで買った中古品。
『なんの理由もなく、前の持ち主がこのキャリーを捨てるはずないもんなあ』
そう思うと、とてもハンドルだけを持って歩く気にはなれず、両手で抱えて走りましたよ!
親指でドア押さえて!
あっという間に、全身汗びっしょり。『こりゃ日課の散歩も今日はする必要ないな』
そんなことを考えつつ、キャリーをあまり揺らさないように気をつけているため、背中も痛くなり始めました。ゴール(病院)はまだ先。
と、そんな一人トライアスロン状態の女将の横を、一台の車が通り過ぎ、数メートル先で停まりました。
助手席のドアが開いて、出てきたのは老婦人。
「あなた、この先の動物病院に向かっているの?」
「ゼエハア、ゼエハア、、、、そ、そうですけど(なんで分かったんだ?ってキャリーか)」
「乗っていきなさいよ」
「!!!!!!」
ああ、私ってば超ラッキー!!
「狭くってごめんね」という運転席のご主人に言われながら、ギュウギュウ後部席に乗り込んだ女将とキャリー(とヤム)。車だとあっという間。奥さんはわざわざ女将のためにドアまで開けてくれました。
「悪いけど、帰り道は送れそうになけど(笑)猫ちゃん手術がんばってねー」
そうしてご夫婦は去られました。
ただでさえ歩行者がいない道路を、小走りに走る人、それもキャリー抱えて。嫌でも目立つよな。
しかも女将の場合、それに「でかいアジア人女」が加わるし。人の情けに助けられた一幕でした。
と、ここで終わると思ったら大間違い。
無事ヤムを病院に預け、家に戻った女将。嫌な予感がして女将カーのエンジンの再度入れてみると。。。
ウキッ!ウキキキ!・・・・・・・ブルンブルン ブボボボボボボ・・・。
かかってやんの!!
今日は女将カーに振り回されました。でも帰りは車でヤムを迎えに行けそうです。
なんとか1位を保ち中。でもやじろべえ状態なのねん。
エネルギー注入よろしくお願いします