昨晩のことです。夕食後のソファうたた寝から目覚めた女将に、スーさんが言いました。
「コリン・ファース
がテレビでインタビューされていたよ」
「えええ?」
ねぇなんで?なんで起こさない!?
前から思っていたのですが、イギリス人女性が皆、コリンのファンであるのに対して、イギリス人男性は皆アンチ・コリン。「あの野郎」って言っています。ひがみ。ひがみ以外の何者でもないです。
さて、世間一般では今日はガイ・フォークスデーでありますが、我が家ではスーさん、そして愚猫ヤムとチャの誕生日
なんであります。
猫達の本来の誕生日はもうちょっと前なのですが、2年前の今日、農場で生まれてボランティアに引き取られていた彼らと初対面、その後我が家に来た経緯があるので、スーさんと同じ日を誕生日にしています。
そして、ここからが『イギリス情報』なんですが、
イギリスでは誕生日に、自らケーキやお菓子を会社に持っていく
んです。
「いいから俺を祝ってくれ」
と自己アピール。謙虚を美徳とする日本人の感覚とはいささかズレているのですが、「誰も私の誕生日に気づいてくれなかった」と夜布団の中で毛布を噛むよりかは、健全であるような気もしないでもないです。
そして当然のことながら、
持ち込む菓子の質と量で、その人の甲斐性が見える
特に管理職の皆さん!菓子類がチンケであればあるほど、部下達の間では「けち」の烙印を押され、それどころか、こうやって(海外の)ブログに書かれることになります。聞いてますか?リチャード、アンソニー!あなた達のことです。
給料ふんだんに貰っているくせに、毎年毎年、子供の遠足以下の菓子を、これまた総スタッフ数の半分にも満たない数量で、「誕生日祝え」とはよくもまぁ。そんなんだったら最初から言うな、と。
『今日は僕の誕生日です。お菓子はキッチンにあります』
そんなメールを社内に出す時間を仕事にまわして(ただでさえあなた達の時給高いんだから!)、自宅でひっそり誕生日を祝いたまえ。
女将、ケチな男は嫌いです。
スーさんですか?あの人はそういうところ見栄っ張りですから、常に腹ペコの若いスタッフの空腹を満たすジャムドーナツや、マフィンが詰まったスーパーの袋をこれでもか!と抱えて会社に行きますよ。そうじゃなきゃ女将を射止めることは出来なかったでしょう。
女将、今年もスーさんは出勤前にASDAに寄って大量のお菓子類を買うもんだと思っていました。が、去年と違うのは、女将現在無職。プチ・ニート。
「誕生日用にケーキ焼いてくれる?ほらいつも作ってるジンジャーケーキ」
ニートのプライドにかけて作りましたとも!普段の3倍量のレシピで!
レシピはテレビRiver CottageでおなじみHugh Fearnly-Whittingstallの
Chocolate and Beetroot Brownies(レシピのリンク貼っておきます)
こちらがHugh
「Beetrootとチョコぉ?うええ」
そんな反応を示した方は、イギリスに根付いている証拠。
beetroot(ビートルート)というのは見た目は茶色いカブなんですが、実がなんとも毒々しい赤。普通はロースト料理の付け合せに使われることが多く、間違ってもデザート部門では見ない野菜。
こちらがビートルート。赤カブの漬物に見えなくも無いです。もちろん着色料未使用。
スーさんはまず、
『女将が焼いたジンジャーケーキと、僕が焼いたブラウニーがキッチンにあるよ』
とメールをし、皆が食べたのを確認してから
『ブラウニーの中味、実はビートルートです!』
と追加のメールを出して、皆の反応を見るそうです。果たして結果はいかに?
女将もお裾分け貰いましたが、、、、、、結構いけましたぞ!
=おまけ=
ヒューと女将のツーショット。
顔出しはいかんと削りまくったら女将、腕だけ残りました。
もはやツーショットとは呼べません。彼、女将より背低かったです。
2位継続中!
上のアイコンをクリックすると女将に1票入り、同時に女将のヤリガイ
も大きくなります。
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「コリン・ファース

「えええ?」
ねぇなんで?なんで起こさない!?
前から思っていたのですが、イギリス人女性が皆、コリンのファンであるのに対して、イギリス人男性は皆アンチ・コリン。「あの野郎」って言っています。ひがみ。ひがみ以外の何者でもないです。
さて、世間一般では今日はガイ・フォークスデーでありますが、我が家ではスーさん、そして愚猫ヤムとチャの誕生日

猫達の本来の誕生日はもうちょっと前なのですが、2年前の今日、農場で生まれてボランティアに引き取られていた彼らと初対面、その後我が家に来た経緯があるので、スーさんと同じ日を誕生日にしています。
そして、ここからが『イギリス情報』なんですが、
イギリスでは誕生日に、自らケーキやお菓子を会社に持っていく
んです。
「いいから俺を祝ってくれ」
と自己アピール。謙虚を美徳とする日本人の感覚とはいささかズレているのですが、「誰も私の誕生日に気づいてくれなかった」と夜布団の中で毛布を噛むよりかは、健全であるような気もしないでもないです。
そして当然のことながら、
持ち込む菓子の質と量で、その人の甲斐性が見える
特に管理職の皆さん!菓子類がチンケであればあるほど、部下達の間では「けち」の烙印を押され、それどころか、こうやって(海外の)ブログに書かれることになります。聞いてますか?リチャード、アンソニー!あなた達のことです。
給料ふんだんに貰っているくせに、毎年毎年、子供の遠足以下の菓子を、これまた総スタッフ数の半分にも満たない数量で、「誕生日祝え」とはよくもまぁ。そんなんだったら最初から言うな、と。
『今日は僕の誕生日です。お菓子はキッチンにあります』
そんなメールを社内に出す時間を仕事にまわして(ただでさえあなた達の時給高いんだから!)、自宅でひっそり誕生日を祝いたまえ。
女将、ケチな男は嫌いです。
スーさんですか?あの人はそういうところ見栄っ張りですから、常に腹ペコの若いスタッフの空腹を満たすジャムドーナツや、マフィンが詰まったスーパーの袋をこれでもか!と抱えて会社に行きますよ。そうじゃなきゃ女将を射止めることは出来なかったでしょう。
女将、今年もスーさんは出勤前にASDAに寄って大量のお菓子類を買うもんだと思っていました。が、去年と違うのは、女将現在無職。プチ・ニート。
「誕生日用にケーキ焼いてくれる?ほらいつも作ってるジンジャーケーキ」
ニートのプライドにかけて作りましたとも!普段の3倍量のレシピで!
レシピはテレビRiver CottageでおなじみHugh Fearnly-Whittingstallの
Chocolate and Beetroot Brownies(レシピのリンク貼っておきます)
こちらがHugh

「Beetrootとチョコぉ?うええ」
そんな反応を示した方は、イギリスに根付いている証拠。
beetroot(ビートルート)というのは見た目は茶色いカブなんですが、実がなんとも毒々しい赤。普通はロースト料理の付け合せに使われることが多く、間違ってもデザート部門では見ない野菜。

こちらがビートルート。赤カブの漬物に見えなくも無いです。もちろん着色料未使用。
スーさんはまず、
『女将が焼いたジンジャーケーキと、僕が焼いたブラウニーがキッチンにあるよ』
とメールをし、皆が食べたのを確認してから
『ブラウニーの中味、実はビートルートです!』
と追加のメールを出して、皆の反応を見るそうです。果たして結果はいかに?
女将もお裾分け貰いましたが、、、、、、結構いけましたぞ!
=おまけ=
ヒューと女将のツーショット。

顔出しはいかんと削りまくったら女将、腕だけ残りました。
もはやツーショットとは呼べません。彼、女将より背低かったです。
2位継続中!

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