元来の水嫌いの為、グレートバリアリーフでのエンジョイ度はいまいちであった女将。
翌日はレンタカーを使って世界遺産でもあるケープ・トリビュレーションへと向かいました。
ドライブルートは至って簡単。ケアンズからひたすら北上するのみです。

と、その前に腹ごしらえを。
だいーーーん!どうですこの迫力。マクドナルドがお子ちゃまに見えます。

ダンダンダン!と重ねた材料を爪楊枝一本で支える、という非常に心もとない構造。
口をどんなにあんぐり開けても、たとえアゴの間接を外してもカバーし切れません。初デートには不向きの一品ですがめちゃくちゃ美味しかった。

腹ごしらえも済んだところで、いざ出発!

最初の目的地はデイントゥリー川でのリバークルージングです。マングローブが生え茂る川をガイド付きのボートで一周する、というもの。さながらディズニーランドのジャングルクルーズです。

マングローブ

川の水に海水が混じっているため、木の実は出来ますが食べられないそうです。
マングローブの花は1日の命で、夜に咲いて朝散るとか。「マングローブの花」ってタイトルでユーミンあたりが歌作ってもいいかも。

そしていました、いました、クロコダイル!!!本日の主役。お昼寝中です。

こちらのクロコは推定60歳。体長は3メートル近かった。

彼は、今までこの一帯を制覇していたものの、若手の追い上げが激しく常にテリトリー争いに巻き込まれているそうです。向かう敵にはヘッドバンキング、これ1本。おかげで歯がボロボロで本来の60%が既に失われていました。一見のんびり昼寝中ですが、彼には彼なりの悩みがあるようです。

1時間程のリバークルージングでは、これ以外にも3匹のクロコダイルに遭遇しました。年齢体長性別さまざま。そして、自慢していいですか?うち一匹はガイドが見落としていたものを女将が発見しました

もう一度言います。
(ガイドが見落としていたものを)女将が発見しました。肉眼で。

だってそのガイドさん、最初の挨拶の時に「僕が何か見落としていたら、遠慮なく言ってくださいね」って言ってたんですよ。だから言いますよ、もちろん。だってクロコですよ?!クルージングの主役ですから。

いやあ、顔には出さねど、ムカついていましたねえ、彼。「ぐやじい!あんなど素人に先にクロコ見つけられるなんて一生の不覚!」ってのがマイクを持つ手から伝わってきました。その後、女将の質問に対してつれないそぶりだったのは気のせいだったと思いたい。

そんなこんなで楽しいクルージングを追え、我々は更に北上していきました。

後半へ続く!

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