トリッカーズ(Tricker's)
クロケットジョーンズ(Crockett&Jones)
ジョンロブ (John Lobb)
エドワードグリーン(Edward Green)
チャーチ(Church's)
これら正統派英国紳士靴の工場が集合している街、それがノーサンプトン(Northampton)です。場所はオックスフォードとニューキャッスルの間。名前の通り、北にあります。(こんな説明で大丈夫かしら)
そしてファンには嬉しいことに、それら工場にはファクトリーショップが併設されていて、市価より安い値段で販売しています。(あるショップはショップからの招待状がないと入れないようですが)
実はスーさんが、こういったMen's Clubに毎月載ってそうな靴達のマニアでして、ニューキャッスルへの出張の折りに立ち寄ってはコツコツと買い集めています。ムカデじゃあるまいし、そんなに集めていつ履くんだと。棺桶には一足しか入れないから、といつも言いきかせています。
残念ながら女将には全く理解出来ない趣味なんであります。そもそも女将の足のサイズ25.5cm。当然ながら日本のデパートの靴売り場はいつも素通り。
似合うより履ける靴
これのみに重点を置いて十数年、すっかり靴業界にうとい女が出来上がりました。結果、スーさんに熱く靴のことを語られても上の空、上記メーカーのことも、「あー、リーガルシューズみたいな奴ね」と言ってひっくり返られる始末。
それはさておき、この前スーさんの出張に便乗してニューキャッスルに行った時、お決まりのコースとばかりに、トリッカーズのファクトリーショップに連れて行かれました。
職人達が黙々と(でもヒット曲が流れてた)作業する工房の脇に設置された8畳ほどの店なんですが、そこのご主人とスーさん、仲いいんです。お互い話好きなもんだから靴の話だけで1時間とかざらです。
置いてあるのはほとんどが紳士靴なんですが、レディースも少しあります。女将の目に留まったのは膝下までのシンプルなロングブーツ。一見長靴に見えるのですが、色が緑や濃紺でなかなか素敵。だが、入らない!それでもギューギュー無理やり履こうとしてると、ご主人が言いました。
「あーそれ、日本人向けの商品だから女将の足には入らないよ」
(私)日本人なんですけど!久々に感じました、この疎外感。いや、反応するのはそこではない。
日本向け商品?!!
「いやあ、日本でもうちの商品、人気なのよ」
そしてご主人は語りました。
3年前からebayというネットオークションでも販売しているのだが、日本からも注文が来ているということ。靴は重いし、かさばるし、送料も決してお安くないのに引きもきらないのだそうだ。特にファンには靴箱が重要みたいですね。靴だけプチプチシートに包んで送れば?って女将は思うですが、そういうんじゃないみたいです。
ふーん、と聞いていた女将だが、実は頭の中では電卓がカシャカシャカシャ。だって日本向け商品までもあるってことは、日本でも売られてるってことでしょ?それにネットで買って日本で売ってる場合もあるだろうし。それらって
いくらで売られてんの?
当然の疑問である。
女将はファクトリーショップの値段しか分からないので、いくらご主人とスーさんがロンドンで売られている価格を教えてくれても、いまいちピンとこないのである。ポンドじゃなくて円!円での値段は??
「帰ったらネットで調べよう」。女将はそう心に決めた。
そしてネットで検索した結果。
卒倒しました。
ええ。カニのように泡ぶくぶく。
この世のものとは思えない、恐ろしい値段
もちろんそれはそれに対抗しうるだけの品質と伝統があるからこそ。とはいえ、ねえ。
みなさんも暑さしのぎにネットで調べてみては?一気に涼しくなること請け合いです。
おまけ:
マニア真髄?!女将のトリッカーズコレクション。
右上のライダースブーツは日本では8万円台でした。。。女将がいくらで買ったか、それは秘密。でもこっち来て3足買ったら余裕で飛行機代浮きます。怖いねえ。
右一番下のスウェードのブーツはハネムーン先のサファリで履きました。
ヌーのうんちガンガン踏みましたとも。怖いねえ。
さっき見たら8位でした。押してくれた皆さん、どうもありがとう。
クロケットジョーンズ(Crockett&Jones)
ジョンロブ (John Lobb)
エドワードグリーン(Edward Green)
チャーチ(Church's)
これら正統派英国紳士靴の工場が集合している街、それがノーサンプトン(Northampton)です。場所はオックスフォードとニューキャッスルの間。名前の通り、北にあります。(こんな説明で大丈夫かしら)
そしてファンには嬉しいことに、それら工場にはファクトリーショップが併設されていて、市価より安い値段で販売しています。(あるショップはショップからの招待状がないと入れないようですが)
実はスーさんが、こういったMen's Clubに毎月載ってそうな靴達のマニアでして、ニューキャッスルへの出張の折りに立ち寄ってはコツコツと買い集めています。ムカデじゃあるまいし、そんなに集めていつ履くんだと。棺桶には一足しか入れないから、といつも言いきかせています。
残念ながら女将には全く理解出来ない趣味なんであります。そもそも女将の足のサイズ25.5cm。当然ながら日本のデパートの靴売り場はいつも素通り。
似合うより履ける靴
これのみに重点を置いて十数年、すっかり靴業界にうとい女が出来上がりました。結果、スーさんに熱く靴のことを語られても上の空、上記メーカーのことも、「あー、リーガルシューズみたいな奴ね」と言ってひっくり返られる始末。
それはさておき、この前スーさんの出張に便乗してニューキャッスルに行った時、お決まりのコースとばかりに、トリッカーズのファクトリーショップに連れて行かれました。
職人達が黙々と(でもヒット曲が流れてた)作業する工房の脇に設置された8畳ほどの店なんですが、そこのご主人とスーさん、仲いいんです。お互い話好きなもんだから靴の話だけで1時間とかざらです。
置いてあるのはほとんどが紳士靴なんですが、レディースも少しあります。女将の目に留まったのは膝下までのシンプルなロングブーツ。一見長靴に見えるのですが、色が緑や濃紺でなかなか素敵。だが、入らない!それでもギューギュー無理やり履こうとしてると、ご主人が言いました。
「あーそれ、日本人向けの商品だから女将の足には入らないよ」
(私)日本人なんですけど!久々に感じました、この疎外感。いや、反応するのはそこではない。
日本向け商品?!!
「いやあ、日本でもうちの商品、人気なのよ」
そしてご主人は語りました。
3年前からebayというネットオークションでも販売しているのだが、日本からも注文が来ているということ。靴は重いし、かさばるし、送料も決してお安くないのに引きもきらないのだそうだ。特にファンには靴箱が重要みたいですね。靴だけプチプチシートに包んで送れば?って女将は思うですが、そういうんじゃないみたいです。
ふーん、と聞いていた女将だが、実は頭の中では電卓がカシャカシャカシャ。だって日本向け商品までもあるってことは、日本でも売られてるってことでしょ?それにネットで買って日本で売ってる場合もあるだろうし。それらって
いくらで売られてんの?
当然の疑問である。
女将はファクトリーショップの値段しか分からないので、いくらご主人とスーさんがロンドンで売られている価格を教えてくれても、いまいちピンとこないのである。ポンドじゃなくて円!円での値段は??
「帰ったらネットで調べよう」。女将はそう心に決めた。
そしてネットで検索した結果。
卒倒しました。
ええ。カニのように泡ぶくぶく。
この世のものとは思えない、恐ろしい値段
もちろんそれはそれに対抗しうるだけの品質と伝統があるからこそ。とはいえ、ねえ。
みなさんも暑さしのぎにネットで調べてみては?一気に涼しくなること請け合いです。
おまけ:
マニア真髄?!女将のトリッカーズコレクション。
右上のライダースブーツは日本では8万円台でした。。。女将がいくらで買ったか、それは秘密。でもこっち来て3足買ったら余裕で飛行機代浮きます。怖いねえ。
右一番下のスウェードのブーツはハネムーン先のサファリで履きました。
ヌーのうんちガンガン踏みましたとも。怖いねえ。
さっき見たら8位でした。押してくれた皆さん、どうもありがとう。





