さてさて行ってきました香港。いやあ、行く度に上昇する一方。なにがって、
レストランで女将が中国語で話しかけられる確率!!

例1:
スーさん「えーと○○と△△を下さい(英語)」
ウェイトレス「(女将に向かって)チンハーホニャララ」

例2:
ウェイトレス「(しょっぱなから女将に向かって)チンハーホニャララ」

最初のうちは、「私、日本人なんで中国語ワカリマセン。めんご!べーっだ!」ってなリアクションでやり過ごす女将。
が、ウェイトレスにとってはただ1回のことでも、言われる側は、毎日毎食。もう、うんざり。その結果どうなるか。
一切のウェイトレスとのやり取りをスーさんに丸投げ。例え中国語で話しかけられても知らん振り。

だがこれで問題解決、といかないところが中国の奥深さ。向こうも負けてない。ふてぶてしい女将に鋭い視線を投げつけてくる。そしてそれは如実に語っているのだ。

なんで中国人であるお前が中国語で注文しないんじゃい!手間かけさせやがって

だから違うんだって!きーーーーっ!!噛んだハンカチの裾も、もうボロボロだ。
なんとか言わずして私が日本人であることを彼らに知らせたい。必死で頭をひねる女将。

作戦1 
女将「“I am Japanese(私は日本人です)”ってプリントされたTシャツを着る」
スーさん「そういうファッションをした中国人って思われておしまい」

作戦2
女将「じゃあ、さりげなく日本の文庫本を読んでるところを見せる。」
スーさん「日本語話せる中国人と思われておしまい」
女将「・・・・・・・・。」

まあいい。気分を変えて楽しくやっていこうじゃないか。エステも待っているじゃないか。

気を取り直してエステに向かった女将。
とあるデパートの上階に位置するそのエステ、下階の喧騒とは全く趣が変わり、ちょっとしたVIP気分だ。
受付カウンターに到着した女将、優雅な仕草でチェックインを済ます。

女将「あの、3時に予約して・・・」
受付嬢「・・・・・。(黙ってトイレを指差す)」
女将「え??トイレじゃなくて予約・・・・。」
受付嬢「だからあそこむかっ(中国語。もちろんその指先にはトイレ)」

ちょっとちょっと、なんなの?その下の混んでるトイレを使いたくなくて、ずうずうしくエステのトイレを拝借しにきたオバチャン、ってな扱いは。こちとら今年で3度目のご利用。ある意味常連、と胸張ってもいい身分であろう。

首をひねりながらも、やっと客と認めてくれた受付嬢に案内されて、更衣室に向かう。と、その時、偶然鏡に映る己の姿が目に入った。

「ひょっとしてこれのせい・・・・・・・か???」



その時着てたTシャツ。よく見えない?




香港の出店で150円で買いました。片仮名部分、解読不可能。
これにサンダル履き(雨だった)でSK-IIのエステへ行きました。

やっぱこれかなぁ。これだよね。