なんだが血液型本がおアツイようで。

女将はA型である。そしてスーさんは、というと

知りません。
スーさん自身が知らないので分かりようがない。
イギリスでは意外とそういう人多いです。逆に「血液型?なんですか、それ?」って日本人から言わせると「珍回答」を得る可能性の方が高い。
血液型、話のネタにはいいと思うけどな。人間を4種類に分けるっていうその大雑把さが面白いと思う。

で、血液型話好きな日本人なら、当然沸くである疑問、
「じゃ、交通事故とかで輸血が必要な時どうするの?」

アンサー:「その時に調べればよい」

見よ、このものぐさ魂、合理性。

女将がイギリスの会社で働いていたときのことである。

その日の入金伝票を綴った書類を、毎日部下に(そう、女将にも部下がいたのである。全くもって使えなかった)提出させていた。のだが、そのホチキスで留められた2,30枚の書類、ただ一度とも、綺麗に揃えられていた試しがない。業を煮やした女将はキセルをパシリと打ち付けると、そのすっとこ部下を叱責した。

「ちょいとあんた!ちゃんとトントンしてからホチキス止めたのかい?
こんなグッチャグッチャで。これじゃババ抜き最中のトランプじゃないか。
リチャード、あんたA型じゃないね?女将は断言する。あんたはOだ!(Oのみなさん、ごめんなさい)!」

喪黒福造のごとく、ひとさし指を突き立てた女将。
『ひどいなあ。女将。それセクハラですよ。僕もAですもん』
とか
『それはOの自分に対する侮辱だ!』
なんて言葉を待ってた。が、対するリチャードの言葉は、

「A?O?なんですか、それ」

つまらん。まったくもってつまらん!(By大滝秀治) 話が盛り上がらないったらない。

でもそれ以後
「多分Aじゃない自分ですが、ほら、トントンして留めました!」
と提出するようになってくれた。女将の人差し指も面目が保てた、って訳である。

私の予想ではスーさんはBかAB。でも両者の違いが分かりません。エセ血液判定者女将と呼んでください。
(リチャードもAかも)