刺青と聞いてまず連想するのはペンキ職人のタケさん。

時給の高さにつられて女だてらに高校時代ペンキ屋でバイトをやっていたのだが、そこで出会ったタケさんには一つ、常につきまとう噂があった。

もとヤクザのタケさん、その世界にいた時に彫り物を施したらしいのだが、それがどうやら男の人の竿竹の先っちょに、「鬼」の顔がダダン!!とあるとかないとか。なんとも痛そうな話ではないか。
一体誰に見せるんだろう。自己満足?それともヒモ相手の女性?高校生の私にとってタケさんは少々ダークな影を落としていたもんだ。

それはさておき、イギリスのモンモン事情。
いやはやみなさん、それこそ気軽に入れております。しかもねー、絵が荒いったら。ヘタウマ系続出。
バラの花を入れたお姉さん、がっちりついた脂肪のせいで牡丹になってる、なんてのもしばしば。

漢字を入れるのも流行なようだが、「あーあー、漢字が読めないと思って彫師の奴、適当に彫りやがったな」というのを結構見かける。代表的なのがスパイスガールズの誰かが入れてる

女力

ガールズパワーってことなんだろうけど、どうです、漢字に変わった途端のこのトホホ感。

この前見たのは両腕に





っていうやつ。これが男と女だったらトイレである。
そろそろ薄着続出の夏がやってくる。とんでもイレズミを見かけたらレポートしていきたい。

私が見た一番強烈なイレズミはこの前辞めた職場にいたP君。
彼はなかなかのハンサム君でボーイズグループ系な顔と体つき。また彼自信もそれを熟知している風であった。

カジュアルフライデーのP君。いつものワイシャツ&ズボンのいでたちから一転、チノパンに筋肉モリモリな二の腕がばっちりアピール出来るショートスリーブのTシャツでご出勤。

その両腕にはトイレの落書きにしか見えないタトゥー数々が一瞬長袖を着ているのかと見間違うくらい、手首までびっちりと彫られていた。

周りの人達は「クール!」とかおだててたけど、私は一人でおろおろしてた。
「に、日本じゃ入国拒否されるかもしれません!」
なんてクラス委員みたいなセリフを吐いてみたところで無視されるのがオチ。
このへんが文化の違いではなかろうか。

ちなみにスーさんは彫ってません。
見た目から勝手に判断してポパイのイカリマークとかあるもんだと思ってたんだけど。