そんなわけで今回は ザ50回転ズ『VERSUS!VERSUS!VERSUS!”』@心斎橋BIGCATへ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

 

 

3連荘ライブ中日と言うことで(ぉ

9mmがBIGCATと言うこともあって、仕事をサッと終わらせてドーンと。

50回転ズはめちゃくちゃ久しぶり。多分13年振り!?Σ(゚д゚lll)

ちょうど同じBIGCATでやったCAPITAL RADIOの時だったかと。全くの初見ではないので、その辺は問題ないんだけど、とにかくこの2組が交わると言うのが、本当にイメージがわかなくて。

一体何か起こるか予測つかねぇなぁと思いつつ。

 

整理番号がBIGCATにしたらなかなかの前の方だったので。フォロワーさんとも奇跡的にお会いして、上手の横柵にて。フォロワーさんはちひろさんがみたいとのことだったんだけど、今回なぜかドラムセットがえらい後ろの方にあって。

これ、あんまり前だと見えにくいやつではないのか( ̄▽ ̄;)

もちろん先攻は9mmなので、前の方にという感じなんだけども。

 

そんなこんなで、『Atari teenage riot』が鳴り響く中、9㎜のACTスタート。

序盤に投下は『Discommunication』。拳が突きあがり、フロアもテンションを一気に上げて応戦する。

最初のターンは、ここ近年のテッパン曲を放出。皆が知っている曲を出し、安心してからの『One More Time』。

やっぱりこの曲は盛り上がり箇所が多い(こぶしもあがるしシンガロンもある)からか、お客さんの食いつき(?)もいい。

それをおそらくメンバーが一番実感しているところではないかなとか思ったり。

たきさんもギターを弾く姿が割と弾むように弾いているし、たくろーさんのフェイクが結構強めだったりと。

『BrandNewDay』もいいバランスだった。というか、最近BIGCATではスピーカーの前にいることが増えたので、コーラスの声が強めだと、かなり気になってしまうフシがあって(;'∀')

 

そんなたきさん、今回コアファンにはたまらない出来事があって。

私も上手側にいて、たきさんのギターがいつもと違うなあというのはなんとなく気づいていて。例えば、ギター交換するときでも基本的には黒のボディーのギター(たきさんのsignature model”SUFFER”)が多いんだけど、今回は茶色のギターを持っていて。

確かむか~しに見たことあった気もするけどキノセイかなぁって思ってたら、フォロワーさんはちゃんと気づいてたみたいで。

昔たきさんがメイン機で使っていた茶色のSUFFERだったとのこと。

(後から公式がインスタで動画上げてた。なんでも12年振りにライブで使ったらしいΣ(゚Д゚) )

これはコアファンは垂涎のプレイだったよね。

 

そしてMC。たくろーさんが50回転ズについて、

 

「今回50回転ズと初めて対バンなんだけど、…俺たち結成が2004年で彼らも2004年で、2007年にメジャーアルバム出して、彼らも2007年にデビューアルバムを出して。お互い20年やってきたのに、1度も交わらなかったって、ある意味すごいよね。」

 

普通に20年もやってりゃ、何かしら接点ってあるとは思うんだけども。同じJ-ROCKの類だし。まぁ…BAWDIESだったら似通った音楽性ではあるから、交わることはあるだろうけど、…そうなるとタイプが違うのか( ̄▽ ̄;)

 

「50回転ズと対バンが決まってから、おれ、50回転ズの曲を聴いたの。そしたらさ、なんかおれむねきゅんボーイみたいな感じになったの。俺らの好きは彼らも好きなんだろうなぁって(笑)」

 

シンプルと言えばシンプルなロックンロールだなぁとは思った<50回転ズ

だからこそすんなり入りやすいとは思ったかなぁ。私も数回しかライブ見たことないけど、知ってる曲は何曲かあるし。

 

「今日は古い曲から新しい曲まで、いろいろ取り揃えてますので、楽しんでいってください。」

 

7月末に配信限定のベスト盤をリリースすることもあって、割と過去曲もうまく取り混ぜた感じで、今回も投下して行くことを予告して次のピリオドへ。

するとギターがメロディを鳴らすと、フロアからは”おぉー”と感嘆の声が上がる。最近はあまり聴けてなかった(というか、私が行くときに当たることが少なかった)『ハートに火をつけて』が投下される。

フロアのところどころでステップ踏む人も出てきて、楽しさも倍増。たくろーさんは最後の曲ではほぼ絶叫に近い形で声出してた感じ。最近は声が出にくいところはそれで乗り切ってる感あるかな。喉だけはお大事に(;'∀')

 

そして間髪を入れずに、かずひこさんのベースが低く響く。ここで9㎜ファンはさらに”おぉお!!”と驚きの声を上げる。

ここで投下されたのが『悪いクスリ』。対バン系で放り込んでくるとは想定していない曲でもあり、なかなかのレア選曲にフロアもワクワクを隠せない。

そして、『Termination』が投下されると、たくろーさんが両手を上げて、満面の笑みでお客さんを煽っていく。

”うたってくれー!!”で、サビのシンガロンはフロアがまとまった瞬間でもあった。

私もこの曲は9㎜の中でも好きな曲の部類に入るんだけど、…まぁ関西の古参ファンはニンマリする感じだよなぁと(笑)

(MVの観覧車がHEPの観覧車なので)

そして最新曲の『カタルシス』も投下。

これ、最初がおとなしく入る感じだけど、もう序盤過ぎるとドラムが鬼。とにかく鬼。低音も全般も鬼。

そりゃラストもちひろさんがシンバル叩くのも、全身で倒れ込むように叩いてるわって(;'∀')

カッコいい分、9㎜らしい分、ホントしんどいと思う(;・∀・)

 

 

「気づいるかもしれないんだけど、さっきやった曲は彼らを模したやつで…。」

 

たくろーさんがおもむろにそんなことを話す。50回転ズを模したって一体どういう意味かと思ったら、

 

「『悪いクスリ』はね…”まわる~まわる~”って歌詞だし。」

 

あ、そっちの意味?( ̄▽ ̄;)

まぁ回る…回転…ねぇ(笑)

 

「で、『Termination』は…観覧車で。観覧車は回るからね。」

 

そこも模してるの??

じゃあ『カタルシス』は一体なに!?って思ってワクワクして待ってたら、

 

 

「そして『カタルシス』は新曲でーす。」

 

 

そこはないんかーい!(´Д` )

 

 

「あと・・・ほとんど見えないかもしれないけど、…うちのドラムは、50回以上スティックを回していますからね!」

 

すると、ちひろさんがクルクルとスティックを回し始めたんだけど、調子づいたのか、しまいに肩を這わすようにスティックを回しててΣ(゚Д゚)

いや、あなた、それ大道芸レベルやないですか(;・∀・)

 

メンバーも非常に楽しんでる対バンライブ。たくろーさんも今回のライブがかなりいい刺激になったみたいで、

 

「今回50回転ズと一緒にやらせてもらったけど…、あと50回は一緒にやらないとね(笑)」

 

なんて言ってたり(・∀・)

その時はまた必ず行かせてもらいたいものですねぇ、ええ。

 

そしていつもの”いけるかー!”コールのあと、ラストまで一気になだれ込み。

『BlackMarketBlues』で力強く拳をあげたら、『TheRevolutionary』では弦の4人が躍動。とにかく飛び跳ねがやばかった(;'∀')

これも後ろで堅固にゆうやくんがアシストしてるから成せる技なのかなぁと思いつつ。

今回もしっかり見える位置で見てたので、後ろでもガッツリ煽ってるのが見えてました(・∀・)

 

さらにベースとギターが一気に鳴ると、フロアはさらに盛り上がる。その様子を嬉しそうに笑いながらみたたくろーさんは、アンプのほうへ行って、黒いマラカスを取りだす。『TakingMachine』の始まりだ。

イントロがかなり長く、その長さ故にいろいろアレンジを放り込んでくるわけなんだけど。そしていつものように曲が一旦止まる。

 

ま、まさか、あいつを・・・(;゚Д゚)

 

しゃーん、しゃーん、しゃーん、しゃーん

 

シンバルのカウントが入ると…

 

 

呼び込み君キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

四星球との対バンで披露してから、すっかりお気に入りになってしまい、さらにクオリティをあげたと評判の呼び込み君。

もうメンバー楽しそうに演奏してるし(;'∀')

たきさんもかずひこさんも弾みながら弾いてるし、ゆうやくんもめちゃ笑顔で弾いてる(笑)

そして…ノリノリで振り付けしながら踊っている人がひとり・・・

 

 

え”(゚Д゚;)

 

 

しゃ、社長ーーーーーー!?(;゚Д゚)>たくろーさん

 

 

満面の笑みで踊っている・・・(;'∀')

いや、いいもの見れ・・・じゃなくて、なんかもぉこの曲やるの楽しみになってませんこの人ら!?Σ(゚Д゚)

 

というわけで、ちゃんと『TakingMachine』投下されて、フロアもテンションMAXに。

ガッツリ盛り上がったあとは…ラストの曲。いつもの曲なのかと思いきや、

 

あれ?

 

ギターの音が違う???

 

 

なんとここで『生命のワルツ』を投下!まさかの曲にフロアも驚きの声がでる。

力強く、そして激しいワルツを奏で、フロアを底から揺らすようなサウンドを放出し、ライブフィニッシュ。

 

 

終わってから、ドリンクを引き換えに一旦ロビーへ。フォロワーさんと乾杯をしつつ、さっきのライブを振り返って。

たきさん推しの彼が茶色のSUFFERのことを教えてくれて、その時は思わず”そうかー!”と驚いてしまったり。

話をしつつ、中に戻って50回転ズを。真ん中らへんで見ることに。

 

真ん中に3人がぎゅっと集まってることもあって、両側が思った以上に空いてる気がして(;'∀')

正直なところ、久しぶり過ぎて曲も忘れてるだろうな…とかって思ってたら、TOPに『ザ・50回転ズのテーマ』が来たので、もうなんつうか勝利(・∀・)

相変わらずダニーさんの暴れっぷりは健在。ギターがガツンと来るサウンドは、あの時に感じた衝動のままで。

 

序盤でドリーさんにヴォーカルがバトンタッチ。そうなるとダニーさんがさらに暴れっぷり発動。

ただでさえ広く取られてるステージを、ガンガン走りまわっていて。

そのあまりに楽しそうな光景に、身体が動かないわけはなくて。曲を知らなくても、勝手に体はガンガン動いていく。

 

「9㎜ParabellumBullet、かっこよかったよねぇー!」

 

ダニーさんが対バンの9㎜のことを引き合いにだす。

 

「9㎜も20年って言ってましたが、我々も20年やっとります!変なおかっぱが出てきたって言われて、このままオッサンになりました!」

 

・・・確かに、少なくとも私が初めて見た15年前から本気でなにも変わってない感はあった(;・∀・)

てか、年齢不詳感はある。…妖怪だし?(コラ

 

「50回転ズ、50周年までやりますよ!その時はね、(フロアを指して)全員椅子あり!お客さんだけちゃうよ!演者も椅子ありです。」

 

ちょ(笑)

まぁ…2時間やるのも大変やしね。演者にまで優しいライブと(;'∀')

 

ド「こっちも椅子あるんや(笑)」

ダ「あのね、…場合によっては、パラマウントベッドまであるかもしれない。」

ド「そこまですんの!?(゚Д゚;)」

 

寝たきりのお客さんにも配慮!?Σ(゚Д゚)

・・・でも、そんな未来も…あるのかもしれない(ぉ

 

ダ「今回9mmと対バンするって決まって、…D発天のM子さんから…?」

 

いや、それ、伏せてる意味?(;・∀・)

 

ド「いやそれ絶対わかるやつやんな???」

ダ「え〜…怒髪天の増子さんから…」

ド「もう隠す気ないやん(笑)」

ダ「増子さんからね、言われたんですよ。『9mmやるの?いいねぇ!2つともよく動くもんね!』って。だけど動くベクトルが違う方向を向いてるんだけども。」

 

確かに動くという意味ではあってるけど、どこはなんか違うよね(;'∀')

 

 

ダ「ではね。今からある検証をしたいと思います!」

 

と、いきなりフロアに宣言するダニーさん。何をするのかと思ったら、

 

ダ「9mmの曲、マイナー(調の)な曲で、ちょっとおも〜なりましたよね?我々、マイナーな曲をやってもなーぜーかっ、明るく聞こえてしまうと。それを今から検証したいと思います!」

 

え?そうなの?

ということで、マイナーコードから始まる曲を演奏したんだけど、

 

 

暗くなる要素がない(;'∀')

 

なんかどっかで前向いてるし、希望が見えるというか。確かにその説は有効だなぁと(ぉ

でもそういう意識づけって結構大事だったりするよねぇ、とか思ってみたり(ぇ

そんな試みもありつつ、どんどん曲が投下されていく。ドリーさんだけでなく、ボギーさんがヴォーカルの曲も投下されて。

3人がメインを歌う、王道ロックンロールを放出し、フロアを絶えず盛り上げていった。

1時間強の時間だったけれど、あまりにあっという間に過ぎて行ってしまった(;・∀・)

 

 

そしてアンコールでは、まず対バン相手に敬意を表し、

 

「9mmParabellumBulletありがとう!」

 

と、そしてダニーさんが、

 

「ここで、重大な発表をします!9mmも我々も、まだまだやります!!!我々も新しいレコードを持って!ワンマンやります!!!」

 

と、新作と全国ツアーの発表を。

実はこれにはちゃんと前置きがあって。公式Xで、大事なお知らせをしますと書かれていたのだが、

 

”楽しいお知らせですのでご安心ください”

 

と、メンバーの楽しそうな写真と共に掲載されていて。

これにはX上でも、『楽しいお知らせばかりだったらいいのに』とか『悲しくないお知らせは、これぐらいのテンションで書いてくれ、他のバンドマンも』とか、なかなかいろいろバズっていて。

もちろんそれを直に彼らの口から伝えられたファンは、そりゃもう大喜びで。

 

「俺たちのライブも、9mmのライブも、ぜひ来てほしい!」

 

それに尽きるよね、と。

アンコールでは『ロックンロール・マジック』を投下し、幸せな気分を湛えたまま、大団円。

初の対バンで、また一ついい融合が見れてよきよき(・∀・)