と言うわけで今回は、『jizue presents Library “EXTRA” jizue×rega』@心斎橋COMPASSへ参加してまいりましたヽ(´▽`)/


 

jizue企画のライブということで。しかも今回は復活したregaとの対バン!インスト界隈垂涎のライブというわけで。

最初regaの復活ライブが関東で行われてて。まぁ今のメンバー拠点が東京だから仕方ないところはあったんだけど。そんなことをぼんにゃり思ってたら、なんと関西でもやるというから!そりゃ行かないわけなくて。しかもjizueの企画でってなると、もう願ったり叶ったりなわけですよ、ほほほ。

 

整理番号も運よく1桁だったので、最前ドセン。

regaはいつ振りかな…もう10年近く見てないかも。いっときは関西のライブはまぁまぁ行ってたんだけどね。

今は3人なので、中央がドーンと空いているステージを見ると、なんだか不思議な感じがして。


 

定刻になったけど、まだ始まる様子はなく。5分ほどふわっとすぎていった頃、ようやくライトが暗くなりメンバーが登場。

青木さんもりゅうじさんもそれぞれ端にエフェクターボードを配しているので、COMPASSのステージがやけに広く見えてしまう。

3人とも少しこわばった表情を見せつつ、青木さんの「こんばんわ~」という声でなんとか落ち着いて演奏開始。

 

三宅さんのスネアやシンバルが小気味よく響いていき、青木さんのベースラインをうまく誘導していく。りゅうじさんのギターリフがのり、regaのサウンドがゆっくりとギアの回転数を上げていく。

長身であるりゅうじさんから繰り出される繊細でかつ鋭いギターの音が、パンパンのフロアに向けて駆け抜けていき、自然と体を揺さぶられていく。

揺さぶられているのはメンバーも同じで、その衝動の強さで、りゅうじさんが思わず舞台袖の方まで吹っ飛んでいく場面もあったりして(;'∀')

 

数曲演奏し終わると、りゅうじさんが苦笑いしながら青木さんの方を向いて、

 

り「ごめん、ミスった。ミスってしまった(笑)」

青「おまえ間違えたよなぁ?」

り「二拍半早く入ってもうた。ミスった(笑)」

 

苦笑いをしつつもMCがどことなくぎこちない。それもそのはず…、

 

青「なんか…すごい緊張してるよな?」

 

久しぶりの大阪ということもあって、かなり緊張しているメンバー。三宅さんも奥で休憩しながら苦笑いしてた(;'∀')

 

青「大阪は…何年前にきたっけ?ダワさんから・・・FLAKEのイベントで呼んでもらった以来?でも…来ていただいてありがとうございます。」

 

割と関西にもゆかりがあることもあって、今回のライブはソールド。みんなregaの関西公演を待ちわびていたところはあったってところよね。

 

青「…3人になってから、曲作ったりしてるんですけど。」

り「まだできる曲少ないんで、話しながら時間稼いでいるんですけどね。」

 

その辺は仕方がないところであるけども、それをストレートに言わんでも(;・∀・)

それでも序盤のフロアの様子からは、待ちわびてた感は沸々と感じていることだろう。

そんな心を見透かすように、青木さんが、

 

「少し暴れますか?」

 

というと、聞き覚えのあるギターリフが聴こえてくる。フロアが一気に沸き立つ。

『VIP』が投下されると、ステージも一気に爆発。さっきまでは様子を見るように演奏していた二人が、一気にステージギリギリまでやってくる。

そして、りゅうじさんが、私と隣のおねぇさんとの間に割り込んで、ギターを掲げながらめちゃくちゃ煽ってくる。

この隣のおねぇさん、開演前にお仲間さんとお話されているのが漏れ聞こえてたんだけど、かなりのregaファンのようで。

メンバー登場して初手の音が鳴った瞬間、もう隣で号泣してたからなぁ(;'∀')

おねぇさん、ホントに感無量だったんだろうなぁ、と、心の中で慈しんでいたり。

 

 

「キてる!キてるキてるキてる!!いやぁ、キてるキてる!!!」

 

数曲演奏して、いきなりりゅうじさんが、晴れやかな表情で話し出した。

 

青「なにをそんなにキてるんか?」

り「いや、こぅ…のってきてるというか、”こんな感じやったな”って。」

 

勘を取り戻したって感じなのかなぁ、なんて。確かに『VIP』やりだしてから、あきらかに3人のテンションも変わったのがわかった。青木さんも負けじとステージギリギリまで攻めてたし、三宅さんのドラムも、ストロークが割と強めに感じた。

 

青「今日jizueに呼んでもらって、たくさんの人に来てもらって、ホントにありがとうございます。」

り「でも…抜けたメンバーが一番jizueのメンバーと仲が良かったんですけどね?(笑)」

 

かつてもう一人のギターとして、あきらさんがいたんだけど、脱退されて。もう随分前になるんだけど…、

 

青「しかも抜けたこと全然知らんかったみたいで(笑)」

り「『あれ?あきらさんいないんですか??』って(笑)」

 

これ、ネタなんかマジなんか、よくわからん(;'∀')

にしても知らなすぎじゃないのか、jizueのメンバーよ(゚Д゚;)

 

り「まぁ昔は全裸で池に飛び込んだりしてたもんな(笑)」

 

・・・これ、jizueとの打ち上げの時やね。これ、前にtoconomaとの対バンの時も言ってたけど、jizueとの打ち上げってそんなにハードコアやったん????(゚Д゚;)

 

り「俺らはバーターやったからさ。」

青「あきらのバーター(笑)」

 

まさかの個人のバーターて(笑)

そんなことも話しながら、フロア自体がホントにいい感じにほぐれていく感じで。

 

り「このTシャツ、jizueのメンバーがめっちゃ気に入ってくれてるんですけど、よかったら…(笑)」

 

・・・りゅうじさんが自分の着ていたTシャツを指して。

朱色で”REGA”と書かれた黒のTシャツ。シンプルだけど、そのシンプルさがかっこいいというか。

これがあとでネタにされるとは思いもよらず(ぉ

 

そしてラストも最高にぶちあげていったrega。また大阪にも来るからと話してた(ライブは決まってないって言ってたけど)。

なんかいろいろエモかったな、と。

 

 

私はそのまま動かず。おねぇさんの代わりにフォロワーさんとお仲間さんが隣に来て。

フォロワーさんはLITEのライブで一緒だったので、こないだの感想を言い合ったりしていて。

そうこうしているうちにjizueのライブがスタート。

今回のサポートはげんきさん。つかささんがこの日foxで平塚にいてたからね。

 

TOPは『A moving scenery』から。jizueのライブ始まりとして、ピアノのゆっくりとした旋律から徐々にドラムの音を受けて、ギターとべースが重なり合っていく。

さぁこれから勢いをつけて曲を…、

 

ん?

 

音が出てこない?(;'∀')

 

すると井上さんが唐突に、

 

「こんばんわー!jizueでーす!」

 

いきなりMCを始める(笑)

いや、完全になんかトラブったなこりゃ(;'∀')

隣で希依ちゃん半笑になってるし(;・∀・)

 

希「今日は大好きなregaと一緒にできて、めちゃめちゃ嬉しいです!」

 

regaのMCでも言ってたように、彼らもregaのライブを楽しみにしてたところもあって。

それはメンバーの表情をみててもよくわかる。1曲しかやってないのにめちゃうれしそうやし(*´▽`*)

 

そして気を取り直したようにライブ再開。『trip』を投下し、流れを一気に引き戻しにかかる。

ギターの音とスネアの音が先導し、ピアノがそれを巻き込むように、音を貫いていく。

その流れのままで『brink』へ突入していく。柔らかくそれでいて芯の強いベースの音が、体に心地よく響いていく。

ピアノの華やかな旋律からのドラムソロはこの曲の一つ。アレンジを効かせながらげんきさんが叩き上げていく。

するとシンセの音が響き、空気が変わる。変拍子サウンドが、なんともトリッキーに響く『Quingdao』が放たれる。

ドラムの音がさらに強く響き渡る。叩いてるげんきさんを見ると、いつのまにか来ていた黒のカーディガンがなくて、Tシャツで叩いてた。そしてもう汗だくになっていた。…jizueのメンバーは涼し気な顔してるのに(笑)

 

さらにまだ曲は続いて。ピアノの低音の連打から始まる『here』。サウンドの激しさはさらに増していく。

ピアノの速いメロディから、ギターがそれを後押しするようにサウンドを押し上げてく。

その雪崩みからのドラムソロ。

いや…さっきからげんきさん、どちゃくそ叩きたおしてるんだけど、ホント大丈夫???(;'∀')

 

希「サポートドラム、橋本現輝!!」

 

明るく紹介する希依ちゃんとは対照的に、結構ヘトヘトの顔をしてるげんきさん。

いや、どう考えてもこのセトリは…(汗

 

げ「ありがとうございます・・・てか、これ、3曲連続でドラムソロあるんですけど(苦笑)」

 

さっきから見てると、どう考えてもドラムソロばっかりある曲が連続して演奏されてて(;'∀')

 

山「これ、げんきくんに直前でバレてんけどさ…」

希「セトリね(笑)」

げ「だって、今まで俺だけ音数異常に多くないっすか?(苦笑)」

井「オレ、今日まだ(ギター)ソロ、いっこもやってないもん。」

 

みなさん、間違えないでいただいたいんだけど、ドラムは”サポートメンバー”ですからね?

酷使しすぎでしょうよ(;'∀')

改めてげんきさんの紹介をする希依ちゃん。げんきさんが自身が活動するバンド4Acesのアルバムの話をするんだけど…、

 

希「…で、今日は?そのアルバムは…物販で???」

げ「今日3枚くらいしか持ってきてない…ってか、ちょっと最近体調悪かったんで、ちゃんと準備できてなかったんす(苦笑)」

 

てか、体調悪かったんかい(;'∀')

ってか、そんな病み上がりな人間に、なかなかなセトリをぶっこませてきたよね???(;・∀・)

・・・すっごいドS(コラ

 

 

希「今日初めてjizue見るって方・・・?」

井「あの~、ドラマ『下剋上球児』っていう甲子園を目指したドラマの音楽やっていた、あの曲のjizueです。」

 

初見の人に対して、自分たちの紹介をするんだけど、ここで山田さんがツッコミ。

 

山「それ、まだ使うん?」

(頷く井上さん)

山「なんか切り札みたいにして使ってるけど…それ、もう味せぇへんで?」

(山田さんの顔をじっとみて)

井「えー、NHKのクローズアップ現代の・・・」

山「いや、それもっと味せぇへんから(笑)」

 

うん、まぁ、そういうことにしておこ(;・∀・)

 

 

希「次にやる曲は”efimero”という曲なんですけども、スペイン語で”過ぎ去っていく時間”って意味なんですけど、今まで当たり前にいてたバンドのメンバーが抜けてしまったりして・・・」

井「うちのことやんな?」

 

jizueもコロナ禍直前でメンバーが抜けた経緯があったしね。

 

希「そうやね(笑) regaも抜けてたし。」

井「あれ、ホントに知らんかったんすわ。」

希「『え、あきらさん抜けてもたん???』って。」

希「でも、(後ろを指して)口でギター歌ってたから、問題なかったもんね(笑)」

 

後ろのお客さん、regaの時、ギターリフ歌ってたらしい(;'∀')

逆に歌えるのすごい(;・∀・)

 

そんなMCのあとに『efimero』を投下。過ぎ去っていく時間が走馬灯のように流れる様子をピアノが表現していく。ギターのメロディが現在を表し、過去も現在も変わらない”時間”をベースが紡ぎ出していく。誰もが過去を思い、ふとエモくなる、そんな状況をサウンドで描き出していく。

エモエモな感情から一気に『atom』で突き落とされていく。

流石アンセム。一気に激情的なサウンドを放ち、あっという間にフロアの空気を変えていく。

手拍子を打ち鳴らし、さらに高揚感を高めていき、そして爆発させる。何度聴いても何度みても、ステージのメンバーがかっこよくて、サウンドも激しい。

 

 

希「あのregaのTシャツ、前にREGAって書いてるやつ。あれホントかっこいいなぁって思ってて。」

 

ここで希依ちゃんが、さっきのregaのTシャツについて言及する。

 

井「あのフォントで…jizueも作る?」

 

それは大文字?小文字???(;'∀')

 

希「でもあれって、あの4文字やからかっこいいのであって・・・」

山「じゃあうちの名前変えんの?”JIZU”??」

井「じず…(笑)。それか一文字だけ後ろにするとか?」

希「”JIZU”(背中に手を回して)”E”で。両面プリントにしたら高くつくかなぁ?」

井「でもそれ、後ろみたら、なにがなんやわからんと思うねんけど(笑)」

 

・・・後ろに”E”だけあったら、マジでわからんと思う(;'∀')

カッコいいとかってレベルの次元じゃない(笑)

 

そして最後の曲です、”えー”のくだりがあって(笑)

ラストは『grass』を投下。これもやっぱりげんきさんのドラムソロがしっかりあって。ホンマ、めっちゃ働かされてる(笑)

 

 

メンバーがはけて、ひと時のちに再び登壇。

 

井「アンコールありがとうございます!」

 

スタンバイをしながら、MCであんまりしゃべっていないことを気にしてか、

 

希「…山田くん、最後になにか喋り残したこととかない?」

 

と、声をかける。でも山田さんはすぐにマイクに行かず、ズボンのウエスト紐を括り直しながら、ゆ~っくりと近づいて、

 

山「俺がここに来るまでのスピードでわかるやろ?(笑)」

 

よーするに、”特にない”と(゚∀゚)

 

山「あの…今日は、リクが…」

希「あ、リクはうちの26歳の若いマネージャーなんです(笑)」

 

ここで、jizueのマネージャーのリクくんの話を。たまーにちょいちょいMCでも出てくることがあるんだけど、今日は今日で…、

 

 

山「あとで写真(SNSで)上げますけど、”あいつ、あんな白い歯してたんや”って。リクが大学時代、regaのコピーバンドをやってて。」

希「今日めっちゃ嬉しそうやったもんな。」

山「今日のリク、”こいつこんなにも笑うんや”っていうくらいの笑顔をしてましたね。」

 

そりゃ、自分の憧れてたバンドが目の前におるんやもん。誰だって目がキラキラするし、笑顔にもなるやろうて(゚∀゚)

そこは少しだけ昔に戻してあげとこうよ(笑)

 

アンコールは『marten』を演奏。後半のフィルインのところ、つかささんとげんきさんとで入り方が違うんだよと、フォロワーさんに伝えたら、そこまで知らんかった!って言われた(;´∀`)

・・・すいません、そういうところめっちゃ気になるんで(笑)

 

終わってからフォロワーさんと打ち上げを。

両方とも次回は4月のシンクロニシティで見れる予定。これからも楽しみ楽しみ(*´▽`*)

 

jizue セトリ

 

A moving scenery

trip

brink

Quingdao

here

efimero

atom

grass

 

EN.marten