モロッコのカサブランカに旅行に来ました。

このマドリードで乗り換えた小さな飛行機からして、この旅に悪運がついているという予兆がありました。
その予兆とは、後ろの席に小さなライダージャケットを着た女の子がいたのですが、その子がずっと大声で話していて、かつ後ろから席をキックしてきたことです。
飛行機に子どもが2人、子どもの前の席になる確率はかなりの低さのはずなのに、その確率に当たってしまいました。飛行中ずっと後ろからのキックに耐えました。

カサブランカは正直2日もあれば十分です。
それ以上いると、何もやることがなく、暇を持て余します。
見る場所としては、ハッサン2世のモスクとカサブランカの映画で出ていたリックのカフェというところだけのような。

リックのカフェ。


最期に帰るときに、一トラブルありました。
PDFタイプのボーディングパスを持っていったら、空港のセキュリティにこれはボーディングパスではない、カードタイプのボーディングパスがいると言われました。
これはボーディングパスだ、ボーディングパスだと書いてある、イベリアの担当者と話したいと食い下がったら、肩を押され押し戻されました。
びっくりしたのが、すべてのスタッフ、セキュリティがPDFのがボーディングパスだと理解できず、カードタイプのものしかないと認識していたことです。無知って怖い。ヨーロッパならこれで通用するので余裕でいたら大変な目に合いました。
ギリギリに空港に着いていたので、カウンターでチケットを発行してもらうにもイベリア航空のカウンターはすでに閉まっていました。
結局、ボーディング拒否で新しい航空券を買わなければならなくなり、当日のホテルと航空券で500ポンドぐらいの出費がかかりました。
カサブランカでは、お釣りの手持ちがないと、俺にくれみたいにお釣りを取られます。20ディルハムの商品に100ディルハム払って、手元にお釣りが70ディルハムしかないと10ディルハムは俺にくれと取られるという感じです。
あと、スークでもガツガツ来ます。60ディルハムのものを250ディルハムで売りつけようとするし、高いから買わないと帰ろうとするとブロックして帰らせないようにしてきました。
マッサージに行ったら、まだ着替えているのに、ノックもなく何度もドアを開けられました。(モロッコ流?)マッサージ中マッサージ師さんの鼻息が荒く気になりました。
マラケシュでは、そこまでガツガツとお金を取ろうとする感じはなく、断れば引き下がってくれたと思います。、おいしいオレンジジュースはあるし、街中でオレンジブロッサムの香りがしていました。
カサブランカは、個人的な感想ですが、お金への執着がすごく愛想も悪い印象です。
カサブランカのオールド・タウンのカフェにいた猫。左目が潰れていました。
人間から攻撃を受けたのではないかと思います。
カサブランカ空港では、入り口で荷物のスキャンをするのですが、ここでもう大行列ができていて30分以上ぐらいロスしてしまうので、2時間前だと私のようにボーディング拒否に遭ったときに対応する時間がなくなってしまうからです。
ちなみに搭乗ゲートをくぐった後もまた大行列の持ち物セキュリティチェックパート2があります。ここではどんどん割り込みをしてくる人がいました。
パスポートチェックの警官も威張っていました。私用かなにか電話でずっと話しながら、電話の内容を優先していたので手が止まり、1件のチェックに5分ぐらいかかっていました。
後で調べたら、モロッコでは携帯にダウンロードしたボーディングパスなどはだめで、必ず空港カウンターで発行してもらったボーディングパスが必要になるとのことでした。
国によっては、必ずカウンターで発行するボーディングパスが必要な場合があるようなので、トリップアドバイザーなどで事前調査をしておいたほうが無難だということを学びました。
自分のほうが無知で怖いですね。