To kill a mockingbird を観劇に行って来ました。
無傷なことが栄誉なアメリカの戦闘機メンフィスベルについての映画のほか、スタンリーキューブリック監督のフルメタルジャケットにも出ていたマシューモディーンが弁護士役で出ているということを知り、一生に一度は見ておきたいと記念に出かけました。
映画版はローマの休日の新聞記者役グレゴリーペックが弁護士を演じていたようです。
25歳の冤罪の黒人青年が19歳の白人女性をレイプしたという嫌疑をかけられて法廷に立つのですが、白人の弁護士が彼の擁護を通じて人種差別社会に立ち向かうという古典作品です。
その人が偉い人か惨めな人かの人種で判決が決まっていた時代でした。
観劇の前にいただいたCafé Neroラズベリーロールケーキ。固かった。
自分の席を探そうとしたら、すでに他の人が座っていたので、スタッフに自分の席に他の人が座っていることを伝えると、その座っている女性にチケットを見せてほしいと聞いてくれました。
その女性は別の席を予約していたのですが、友達と並んで座りたかったよう。
私に席を代わってほしいと言って来ました。
でも、その女性の席は手すりが邪魔になって下の方の視界が塞がれていたので席の交換を断りました。
そうしたらすごい目で睨まれました。私の席の隣に座っていた彼女の友達も怒っていて、わざとバッグを私の足元に置いて壁みたいなものを作ってきました。
足元のスペースが彼女のバッグに押されて半分ぐらいになっていたので、怒っているんだなと思いました。
観劇も楽しめず、早めに出たのですが、それに加えて出口のスタッフが私は無視したけど、後ろから来た白人にはにこやかにThank you と言っているのを見て、なめられていると感じました。
あとから聞いたら、観劇はミドルクラス以上の白人が主な観客になるので、アジア人を嫌だと思っている人はいるかもね、とのことでした。
そういえば観客にエスニックな人はほぼいなかったので、場違いだったのかもと思いました。