最近、哲学の本を読みはじめました。「PHILOSOPHY For LIFE」


ビジネス本はすぐに情報が古くなるけど、哲学はいつまで経っても古くならないと思います。

さいきん、会社の威張っていたローカルの古参社員2人について、関連会社へ出向させる話が出ているという噂を聞きました。

この2人は、ものすごく給料が高いわりに、プロジェクトの管理を任せても問題を引き起こしてばかりで、めちゃくちゃにしてしまうし、他の部署で預かるにも、年を取りすぎているため、教育するわけにもいかず、どこも引き取りにYesという部署がなかったんだとか。

日本で言えば、出世コースから外れたお荷物社員といったところでしょうか。

古参社員のうち、1人は、勘違いしている俺に任せろタイプですが、任せるととんでもないことになってしまうという人。
もう1人は、すごく威張っていて俺がルールを作るんだという気難しいタイプ。

この2人はずっと自分の地位にあぐらをかいてきた結果がこうなんじゃないかと思いました。

出向先に行っても、威張り続けることはできるとは思います。

本社に残る使えると思われる人材になるには、もうちょっとお世辞がうまくて、かつ仕事ができないとだめだったかもしれません。

他の部署に移るには、それなりの仕事の評価があれば可能だったかな。

自分の地位にあぐらをかいていると、危機管理能力とか、野生の勘が鈍ってくると思います。

私も仕事を首になりかかっているので、人のことは言えません。

頑張っても、えこひいきが強い職場なので、むくわれません。

そんなわけで、日々仕事のことでいろいろと思うことがあり、どうしていいのか何が間違っているのか分からず、生き方について哲学を学ぼうと思い、この本を購入した次第です。

日系企業なので、駐在員の人は現地の人からや現地採用の人からもちやほやされている気がします。力がある人はちやほやされるのですが、力が無くなった時に、ちやほやされることはなくなります。

私も若いときは、若いというパワーでちやほやされましたが、今はちやほやされることはなく、人からのでも作っていない自分に対する正当な態度を見ることができるようになりました。何が本当に大切なのかを見極めるためにも哲学はいいかと思います。