- 関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)/司馬 遼太郎
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感銘を受けた一言があったので書き残しておきます。
徳川家康 :
「時勢が動くのだ、いろんな役廻りの人間が要る。
馬鹿は馬鹿なりに使い、狂人は狂人なりに役を与える。
それが名将というものだ。」
豊臣秀吉の死の直後、「徳川家康」「官吏派:石田三成」「武闘派:福島政則・加藤清正」がそれぞれ暗闘する混乱期の中で、徳川家康が、福島政則・加藤清正を自身の派閥に取り込もうと画策した際に、老臣・本多正信に言った言葉。
つまり、「良いも悪いも使いこなし、成果を挙げてこそ名将である」ということです。
この言葉は現代にも通用するのではないでしょうか?
所謂「優秀な人材」だけを集めても、それを使いこなすことができなければ意味がない。(例)在京某セ球団
企業内でも「ウチの部下(社員)は使えないヤツが多くてね~」と言って憚らない人もいますが、
それは裏を返せば、
「私は、人の能力を引き出して、その人を使いこなし、
それを結集して成果を挙げる気概も能力も無い、
使えない人間です(^O^)」
と公言しているようなものだと思います。
家康のこの一言は重いです。