ために子供を自転車に乗せています。
実際は勉強する際の能力の獲得の擬似体験してもらいたいんです。
スポーツはわかりやすくていいんですよ。
目標を立て
目標に辿り着くための行程を作り
それに従って努力していく
順調にいけば目標を達成できる

そういう経験を積ませるために自転車に乗せています。
私が自転車屋だから自転車だというだけで、野球だってゴルフだっていいと思います。

ただ、自転車は長距離ライドとダートジャンプでは、その行程に恐ろしいまでの違いがあります。
そこが面白いんですよ。
長距離走はまさに事前の行程と準備が重要で、それに従ってペースを配分することがポイントです。
チャレンジはある意味事前の準備段階の周到さで決まってきます。
走るということそのものは実際にその行程が正しいかどうかを確認する作業という側面が大きいです。
ただ達成感はでかいですよね。
自分の力でここまで来れたんだという。

ジャンプは、もうこれは器械体操と一緒なんですよ。
やるべきことはスキルの獲得と恐怖心のコントロールです。
自分自身のコントロールという意味では非常に大きなものを獲得できます。
一つのジャンプを飛び切るために必要な要素は無数にあり、それを全部組み立ててまとめなくてはなりません。
さらにとても怖いんですよ。

この背反する二つの要素を同時にやらせることができるという意味では子供の教育には自転車ってとてもいいと思います。
当然、大人の人にも自分自身をもう一度磨き込むのにとてもいいですよ。