メチャクチャ完成度が高いです。

もうほぼ３年前になりますが、ミヤタリッジランナーを試乗車として導入して以来色々な電動アシストMTBに触れてきましたが、ここへきて急速に完成度を増してきましたね。
E-BIKEとしてどうかではなく、自転車としてみても非常に完成度が高くありとあらゆる乗り方に対して穴らしい穴がありません。本当にすごいです。

まず持って、バイクが非常にしっかりしており、その重量を完全に制御しています。
フォークもリアショックさえもものすごくしっかりしているんですよ。

そして重量バランスが良く、操縦性において癖らしい癖がありません。
この部分の進歩は素晴らしいですね。今まではやっぱりリアが重いとか、バイクにチグハグな動きがあるとか絶対にネガティブな面がありました。それが消えています。

密かに各コンポーネントもE-BIKE用のものがついていて、それによって上手く調和が取れたバイクになっているとも言えますね。その重量に合わせたコンポーネントの登場も大きいです。

シマノのパワーユニットのパワーフィールが上質になっています。
今までよりも精密感が上がっていますね。人間の出力と電動機の出力の調和のさせ方が人間のフィールにあってきたというか、あえてデチューンしてでもフィール面を重視したと言う感じです。

インチューブ式のバッテリーによってダウンチューブがチューブじゃなくなったので内装ワイヤー類のメンテナンスが容易です。
この部分は単純にいいですね。

あとは日本もアシスト規格をヨーロッパ標準に合わせてもらえれば国内で販売できるE-BIKEが一気に増えるのでその部分を期待したいです。
現在は型式登録なんかでコストがかかりそれが販売価格に上乗せされているので普及を妨げていますからね。よくないです。