
来年の中級グレードに多く採用されてくるSRAMの12速コンポーネントSX EAGLEです。
今年は11速のNXやNX EAGLEを搭載していたバイクの来年モデルは大体このコンポになってくる模様です。
上位モデルであるGX EAGLE以上との違いはリアハブのフリーボディーが普通のもので良い分、リアカセットのトップギアが10Tではなく11Tとなることです。つまり変速比が454%になります。GX EAGLEは500%ですから結構違います。
しかしながら、ロー50Tは暴力的なスプロケットで、本当にきついときには本当に助けになります。
私はすでにシマノの51Tを使用しておりますが、めちゃくちゃ助かっています。
リアがでかい分、フロントもでかくしてトップスピードを稼げるようにしたというのもありますが、ロー側に非常に軽いギアが控えていると安心感が違いますよ。
なかなかシマノのNEW SLXあたりがフルに搭載された完成車を見ることは難しいですが、来年はSX EAGLEによってライダーの裾野がまた広がることを願います。
もちろん、コンポーネント入れ替えでの12速化も可能ですので、今期モデルを安く買って、バージョンアップするというのも賢いと思います。